先月からこの Polar Bear Blog が livedoor ニュースさんに掲載されるようになった影響で、11月の合計ページビューが普段の月の1.5倍ほどになりました。新しく Polar Bear Blog を読んでいただいている皆さま、真にありがとうございます。あんまり裏側を話しても面白くないのですが、週末ということでちょっとコメント。
最近再び「ブログ論」が盛り上がっているわけですが、ブログをどう使うかは人それぞれですよね。ちょっと考えただけでも、
- 備忘録として。
- その日感じたことを書く日記帳として。
- 世に自分の意見を訴えるメディアとして。
- 自分の専門知識を伝える学びの場として。
- お金儲けの道具として。
などなど、様々な例が浮かびます。また一口にブログといっても、Twitter のようなミニブログで書く、SNSの日記機能を使うなどツールの違いもあるでしょう。
個人的には、Polar Bear Blog は雑貨屋のようなノリで書いています。職業柄、自分のやっていることを詳細に書くわけにもいかないですし、さほど専門知識があるわけでもないので、自分が「これは面白い」と感じたネタを棚に並べるという感じですね(たまに自論を振りかざすのは、店主が店に来た客をつかまえて愚痴っているのだと思って下さい)。
いずれにしても多種多様な使い方ができるのですから、「ブログはこう書くべき!」という作法のようなものはあり得ないでしょう。ただ個人的に最近感じるのは、ブログは読者との関係で成り立っているということです。「これは独り言ブログだから読者は関係ない」という場合もあるかもしれませんが、パスワードなどをかけて非公開にでもしない限り、必ず読者は存在します。その数が1万人であろうと、たった1人であろうと、読者との関係は何かしらの影響を与えるはずです。
従って、どんな人々が読むか、読んだ人が何を思うか、何を求めるか ― それに対してブロガーがどう思い、どう反応するかによって、ブログは日々変化していくものだと思います。逆に読み手の側が変化することで、同じブログでも違った存在になるということもあるでしょう。そして場合によっては、ブログの内容が大幅に変更されたり、更新が止まったり、閉鎖されたりということも……しかしそういった変化は、テレビや新聞などよりはるかに書き手と読み手の関係が密接である以上、当然のことではないでしょうか。
ということで、考えてみればこのブログも、始めた当初よりかなりスタンスが変わっていると思います(あまり感じられないかもしれませんが)。もう何年か書いていたら、シロクマに代わってクロクマがマスコットになっているかもしれません。ともかく、新しく Polar Bear というブログの存在に気付いて下さった皆さま、記事を読んで感じられたことを自由にコメント下さい。トラックバックも大歓迎です。ただし現代社会で最も卑劣な存在であるスパム業者のせいで、コメント/トラックバックは承認制にしております。公開までにちょっとお時間をいただくことをご了承いただければ、と思います。
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