最近、Twitter 内で何が話題になっているのか?を見えるようにしてくれるツールが相次いで登場していますが、Mashable で紹介されていたこちらもその1つ:
■ Twemes
仕組みは簡単、ある単語(英語のみ可)に「#」をつけて Twitter に書き込むと、その単語を Twemes が認識>Twemes のページ上で集計してくれる、というもの。Twitter 内で何が話題になっているか、を可視化する手法はいくつも実験されていますが、これは以前ご紹介した Hashtags のように「指定された書式で書き込んだ単語をタグとして認識する」という仕組みですね。しかし Hashtags のようにクローリング対象を絞るのではなく、特別な設定無しで全ての Twitter ユーザーをチェックしてくれます。
上のスクリーンショットは、先ほどちょっと実験したもの。ご覧の通り、タグでは日本語不可ですが、書き込み自体は日本語でも拾ってくれます。またトップに表示されるのは「書き込みが多いタグ順」ではなく、あくまでも「直近に書き込まれたタグ順」のようなので、何が話題になっているか?を確認する際には右サイドにあるタグクラウド(Tweme Cloud)を見ると良いかもしれません。ちなみに検索機能は全文検索(タグだけでなく書き込み本文も検索)で、日本語不可でした。
個人的には、(そもそもタグの付いている発言しか拾わないので)このツールは「Twitter 上で何が話題になっているか」を探るツールというよりも、会話をフォローしやすくするツールとして使えるように感じました。その理由は、上のスクリーンショットで気づいた方もいらっしゃると思いますが、タグ毎に専用ページとRSSを用意してくれる点(例えば #test のページはこちら)。友人同士でタグを決めておけば、ある特定の話題についての書き込みを簡単に追うことができます。まぁ、RSS出力機能つきの Twitter 検索エンジンを使っても同じことなのですが……。
ということで、このサービスが類似のサービスと比較して抜きんでている、というわけではないのですが、シンプルで個人的には好きかも(このサイケな感じも含めて)。一度お試し下さいませ。
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