「Twitter に参加したんだけど、誰を follow したらいいのか分からない」というのは古くて新しい問題ですが、その解決策を提供してくれるサービスがもう1つ登場しました。ディレクトリ型でユーザーの検索ができる"Twellow"というサービスです(via. Mashable):
■ Twellow
パブリックになっているアカウントを集め、それをカテゴリ毎に分類・全文検索に加えてディレクトリによる検索も可能にしているというもの(名前は恐らく Yellow Page を連想させるものでしょうね)。上はトップページのスクリーンショットですが、ご覧のように様々な分類が用意されています。もちろん階層は1つだけではなく、例えば"Software"の下には"Programming"や"Open Source"といった6つのサブカテゴリがあり、さらに"Programming"を確認すると:
ご覧のように、"Ajax"や"Perl"などさらに下の階層があることが分かります。さらに各カテゴリの中で、follower の多い順/最近更新された順でユーザーをソートすることも可能になっており、興味のあるテーマで知名度の高い/発言の多いユーザーを確認することができます(ただし上のスクリーンショットでお分かりのように、1つのユーザーが複数のカテゴリに分類されることがあるので、当該ユーザーがあるジャンルについてどれだけ関連発言をしているかは分かりませんが)。
使ってみるとなかなか面白いのですが、問題はどうやってユーザーを収集・分類しているのかという点ですよね。これについて、公式サイト上で詳しい解説が見つからなかったのですが、少なくともユーザー収集は機械化している様子。というのもページの最上部に「現在 Twellow で把握しているユーザー数」が常時表示されているのですが、この数がリロードするたびに増えていっています。また他にも Twitter ユーザーを自動的に収集している TwitDir のようなサービスがあるので、この部分は自動化されていて不思議ではないでしょう。
じゃあ分類はどうやってるの?という点ですが、僕自身を検索してみたらこんな結果でした:
日本人ユーザーももちろん検索可能なのですが、何らかのカテゴリに分類されている方はまばら。想像ですが、どうも過去に英語でコメント入れたことがあると分類してくれるっぽいです。なので恐らく、コメント内容の分析をしているのではないかと。それを人力でやっている可能性もありますが、現時点で既に33万人以上をリストアップしていますから、何らかの形で自動化しているのでしょうね(英語であればテキスト解析もそれほど特殊な話ではないですし)。
テキスト解析以外にも「コメント内に含まれるURLを確認して、どんなジャンルの記事に興味を示しているか把握する」などの方法があると思いますが、それならもっと多くの日本人ユーザーがカテゴリ分けされているはずなので、そこまではしていなさそう(あくまでも想像なので、間違っていたらごめんなさい)。しかしいずれにせよ、他のユーザーと知り合うとっかかりとして使えるサービスには違いありません。是非とも英語以外のコメントも解析・ユーザーを分類して欲しいところですが、そこまで期待するのは難しいかなぁ。
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