タイトルは正確には「拡張現実+ゴーグル」とすべきかもしれませんが。進歩しつつある拡張現実(Augmented Reality/AR)を街中だけでなく、プールで使ってみようというアイデアです:
■ Augmented Reality Under Water (ScienceDaily)
こう述べただけで、記事本文の説明は不要かもしれませんね。写真は公式のプレスリリースに掲載されていたものですが、ゴーグルに海中の光景を映し出すことで、プールにいながらダイビングを楽しんでいるような感覚を再現しようというもの。Fraunhofer Institute for Applied Information Technology (FIT) というドイツの研究所が開発したシステムです。
今回開発されたパイロット版では、熱帯魚が泳ぎ回る珊瑚礁が再現され、宝箱を探すというゲーム仕立てになっているとのこと。ディスプレイは当然ながら耐水性になっていて、背中のバックパックにモバイルPCを搭載、ダイバーの姿勢等を認識して修正された3D映像を表示するそうです。うーん、なかなか面白そう。
以前「拡張現実で飛行機レース」というニュースを紹介しましたが、ARは何も街中だけのものではないですよね。空中や水中など、様々な場面で応用されれば、ますますユニークなアプリケーションが登場してくるに違いありません。とりあえず任天堂あたりが、近所のプールで使える「ニンテンドーDSゴーグル版/沈没船宝探しゲーム付き」なんてのを発売してくれないかなぁ。
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