もともとはCO2削減のためのアイデアだそうですが、こんなレシートがあったらちょっと楽しいかもしれません。ロンドン在住のグラフィックデザイナー、James Reynolds さんによる作品(via swissmiss):
日本でも個々の商品にカーボンフットプリントをつけようという動きがありますが(追記:フードマイレージでした。p_g_さんご指摘ありがとうございますー)、それを楽しい形で実現しようという発想です。例えばイギリスのスーパー、Sainsbury's のレシートがこんな風に……
「リンゴ(アルゼンチン、6,866マイル)」「にんじん(イスラエル、2,187マイル)」などなど、個々の商品がどこから来たか、どのくらいの距離を移動してきたかが示されています。で、レシートの終わりには原産国のまとめと、移動距離の合計、さらにCO2排出量の合計が掲載されている、と。
日本だと加工された商品を買うことが多いので、なかなかこのような形で原産国を示すのは難しいかもしれませんが(それ以前にシステム改修にかかるコストがばかにならないだろうけど)、実現されたらレシートを受け取るのが楽しくなるかもしれませんね。CO2云々の話も大切ですが、例えば子供と一緒に「今日はこんな国から来たものを買ったんだね―」などという話をして楽しめるのではないでしょうか。大仰な言葉を振りかざしたり、大規模なキャンペーンを立ち上げるなどという話よりも、個人的には好きなアイデアです。
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