Twitter のリスト機能について、以前こんなエントリを書きました:
要はリストが1つのタグとして機能して、人々の属性を明らかにしてしまう可能性があるのではないか、という話ですね。実際、リスト機能の正式公開後は、同様の指摘が様々な方々によってなされています。
で、リスト機能を「タグのようなもの」ではなく「タグそのもの」として利用してしまおう、というサービスが現れてしまいました:
■ MustExist | What Twitter lists say about you?
Twitter のユーザー名を入力すると、そのユーザーが含まれているリストの名前を解析、それをタグ化してタグクラウド形式で表示してくれるというもの。例えば僕のアカウント(@akihito)で実験するとこうなります:
一番大きいのは「ブロガー」で、それに「ウェブ」「ソーシャル」などが続いていますね(ちなみに各単語はクリッカブルになっていて、クリックすると右横にその単語を含むリストが表示される仕組み)。うーん、「クマ」まであるし、それなりに当たっているかも?「バカ」とか「HENTAI」タグはついてなさそうなので一安心ですが、これはやはり「怖い」と表現しておいた方が良いのでしょうか……。
ちなみに津田大介さんだとこんな感じ:
「有名」で「セレブ」、「ジャーナリスト」で「音楽」や「コピーライト」について「オピニオン」を書いている。まぁ本人を知っているから単語だけでも連想できるという面はありますが、有名な人になればなるほど、精度が上がってしまうかも。
【関連記事】
■ Twitter リスト機能の危険性はどこから来るのか? (シロクマ日報)
■ Twitter のリスト機能――プラスかマイナスか? (シロクマ日報)
■ タグ機能としての Twitter リスト機能
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