ラスベガスで開催中のCESにおいて、Twitter社CEOのDick Costolo氏から「ツイートの40%がモバイル端末からの投稿である」とのコメントがあったとのこと:
■ 40% of All Tweets Come From Mobile (Mashable)
うーん、個人的にはもうちょっと多くてもいいような……という感覚もするのですが、それでも増加傾向にあるそうです:
During the course of the conversation, Swisher asked Costolo which devices and operating systems are the most important to Twitter’s future and its health. Costolo responded by saying that 40% of all tweets are now composed on mobile devices, up from around 20% to 25% a year ago.
会話の中で、Swisher(※All Things DigitalのKara Swisher)はCostoloに対して「Twitterの未来と健全な運営の上で、最も重要なデバイスとOSは何か」という質問を投げかけた。Costoloはこの問いに対し、現在ツイートの40%がモバイル端末からの投稿(1年前は20%から25%程度)であると答えた。
ということで、モバイル投稿の割合は1年前の倍近くになっているわけですね。また昨日のエントリでも書いたように、2009年から2010年の1年間で、ハッシュタグの利用頻度が急上昇しているという結果も出ています。表面的にTwitterというサービスには変化が無いように見えても、ユーザーの利用スタイルという面では、大きな変化が生まれているのかもしれません。
『リアルタイムウェブ-「なう」の時代』の中でも書きましたが、本当の意味で「リアルタイム」な情報のやり取りが実現されるためには、情報が生まれた瞬間に発信すること=モバイル端末の活用が欠かせません。その意味で、Twitterのより一層のリアルタイム化が、ここ1年で急速に進んでいると言えるのではないでしょうか。
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