情報は必要なとき、必要な場所で提供されるのがベスト。例えばいまからタバコを吸おうとしている人に、路上での喫煙や吸い殻のポイ捨てを避けてもらいたければ、(もちろん本人に気をつけてもらうのが一番ですが)どこに喫煙場所があるのかを教えてあげれば良い……ということで、クロアチアでこんな取り組みが行われているそうです:
■ On cigarette packages, QR codes reveal a nearby place to smoke (Springwise)
タイトルでほぼ解説されていますが、タバコのパッケージにQRコードが印刷されていて、それをアプリで読み取ると位置情報と組み合わせて近くの喫煙場所を教えてくれるという仕組み。
クロアチアの"Ronhill"という銘柄で実現されたものだそうで、こんな解説ビデオも用意されています:
まぁQR云々抜きで、喫煙場所を教えてくれるアプリがあればそれで事足りるような気もしますが(笑)。しかしQRコードが印刷されているのを目にして、「そうか、これで調べればいいんだ」と喫煙者に気づかせるという効果はあるかもしれませんね。さらにこのアプリは情報提供するだけでなく、喫煙者自らも喫煙可能な場所の情報をアップして、クラウドソース的に情報を集約することができるそうです。こっちの機能の方が、ある意味で喫煙者の方には重宝かも?
最近は高機能自動販売機なんてのも登場してますし、いっそのこと自販機で喫煙場所が提供されるようになっても面白いかもしれません。あるいはさらに技術が進むことで、個々のパッケージが喋って教えてくれるなんて未来的な世界が実現されたりして(笑)。いずれにせよ、必要な情報がスッと入り込んでくるような仕組み作りは重要ですね。
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