旅先での出来事を写真に撮るだけでなく、日常の何気ない風景を撮影する、食べたご飯を記録するなど、「ライフログ」的にあらゆるものを記録に残すことが増えてきましたが、何かを撮影したい時に友人がいるとは限らないので、画像はどうしても「一人称」の視点になりがちです。しかしまるで映画スターか何かのように、三人称視点で自分の日常を記録に残したい……そんな自意識過剰な人がどのくらいいるのか分かりませんが、そんな方々にうってつけのロボット"MeCam"が登場しました:
すっかりお馴染みとなった4ローター型ヘリコプターの姿をしていますが、サイズに特徴が。ご覧の通り、手のひらに載るほどの小ささで、周囲を飛び回っていても気にならない……っていや無理があるか。しかも騒音もあるし。いずれにせよこの子がユーザーの周囲を飛び回り、搭載されたカメラで撮影してくれるので、三人称視点のライフログが可能になるという仕組み(当然ながら撮影した映像を各種ソーシャルメディアに投稿することが可能)。
紹介ビデオがこちら:
ビデオ内でも解説されていますが、音声での操作が可能で、しかもユーザーの後を自動で追跡してくれます。なのでユーザーは普通に生活しているだけで良い……ってやっぱり気になるだろ。しかも充電とか各種メンテナンスも必要だろうし。それに下手に進化して逆にメンテ不要・静音性バツグンなんてことになったら、ストーカー行為なんかにも使われかねないし……。
ただ被写体を(短時間)自動追尾して撮影してくれるカメラと考えると、子どもの運動会の時など、使えそうな場面はありそうです。飼いネコが外でどんな散歩をしているのか確認するとかね。そんな風にいろいろ用途はありそうなものの、ちょっと不安も感じるこの"MeCam"、現在2014年の発売を目指してライセンス提供先を募集中だそうです。
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