すみません、ハフィントンポスト日本版の件、ちょっと追記です。前段の話はこちら:
「ハフポ日本版に書いてみる?」とお誘い頂き、4月26日に原稿を出したところ、5月8日になっても記事として公開されなかったよという話。記事はYahoo!個人の方でアップしてしまったので(こちらです)、どんな原稿書いてたんだよ?と気になる方はそちらで。
結論から言うと、上記の記事を書いた後で、以下のような形で公開されました:
■ 神話の時代
うーん、マクルーハンの引用がどこまでか分かりづらい。原稿では単にイタリックにしてしまったので、見落としされてしまったのかもしれません。しかし文面をチェックしていれば、「引用はどこまでなんだろう」と感じてくれても良いと思うのですが、それは期待しすぎでしょうか。
ともあれ記事は公開されたわけですが、実はその前に、編集部の方から「公開が遅れて申し訳ない、バランスを考えながら掲載しているので待って欲しい」とのご連絡を頂きました。その点については感謝していますし、僕も原稿を書くお仕事をさせて頂いているので、「いったん提出した原稿の生殺与奪は編集部が握る」ということについては納得しています。記事のクオリティや知名度という点で、まだまだ努力が足りないことも承知済みです(そりゃローンチの時点でトップに著名人の記事を掲載していたいか、どこの馬の骨とも分からない人の記事を掲載していたいかと言われれば、僕でも前者を選ぶでしょう)。
ただ今回は、編集方針や作業スケジュールについて事前にご連絡頂けなかったために、不安を感じる結果となってしまいました。なぜ5月8日というタイミングだったのか、については結局分からずじまい。他の皆さんはとっくに投稿されていて、4月26日の提出でも遅かったのかもしれませんが……。
しかしローンチ時点で公開されていた記事を見ると、政治家や著名人の方々が書かれたものがほとんどですので、やっぱりバリューのあるものから順次公開ですよね。そりゃそうだ。大使からの投稿を後回しにするわけにもいかないでしょう。でもローンチイベントの記事を見ると、アリアナさんはこんなことを仰っています:
アリアナ氏:一番書いて欲しいのは一般の方々。ここにはヒエラルキーはない。
それから編集長の松浦氏も:
松浦氏:ブロガーの方には有名無名を問わず発信していただく。政治家のみなさんにも参加してもらう。
これから順次そうなってゆくのかもしれませんが、少なくとも今回の件については、この言葉とは異なる印象を受けました。
「ローンチの混乱で大変なんだよ、察しろよ」と言われてしまえばそれまでなのですが。しかしそれはそれで不安な状況であることは変わりませんし、<米国最大級ニュースサイトの「編集力」>という対応力を売りのひとつにしているのであれば、人手不足を理由にしてもいられないでしょう。ともあれ立ち上がったばかりですし、今後の巻き返しに期待していますということで、この件については終わりにしたいと思います。
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