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2006/04/06

コメント

Tiger

多様性だと思うんですよね。

インターネットという、全てが全ての人と共有される世界も良いけれど、SNSという特定の人とだけ共有される世界も別の心地よさがあるわけで、どちらか一方だけが正しいというものではないと思います。

通常の生活においても、自室やトイレのような(笑)、他者と共有しないプライベート空間もあれば、自宅のような家族と親しい友人とのみ共有する空間、オフィス、図書館、公園といろんなレベルの共有空間を使い分けているわけです。

単にみんなの目がそこに向いていると云うことが目立っているけれど、重要なのは、SNSは多様性、つまり、個人の選択肢を増やしたと云うところがキモであり、それでも良いんだという共通認識を生んだところが最大の効用だったと感じます。

アキヒト

確かにどちらが正しいというものではないですよね。パブリックな空間とプライベートな空間、「つながっている」状態と「孤独でいる」状態、どちらも必要なものです。そしてSNSは、デジタル空間で「多数の他人とつながる」という選択肢を提供したところに価値がある、という点は仰る通りだと思います。

いまSNSに対するアンチテーゼ(冗談サイトはさておき)が出てきたのは、「みんなの目がそこに向いていると云うこと」が強くなりすぎているからなのかなと思います。面白くて使いまくってたんだけれど、「あれ?そういえばSNS参加してどうするんだっけ?」とふと考える人が出てきた、そんな感じではないでしょうか。ここいらで改めてSNSの意義と方向性を考え直してみることも重要なのかなぁと思います。

Tiger

SNS というキーワードが、あまりに消費されすぎている、という側面があるんでしょうね。

『「あれ?そういえばSNS参加してどうするんだっけ?」とふと考える人が出てきた』のは、いったい、この SNS は何がやりたいんだというサービスが多くなりすぎたということもある気がします ^^;

本当の SNS の成熟は、コレを乗り越えて、誰もが意識せずに使ったり、使わなかったり、できるようになったときでしょう。

今の SNS は mixi が強すぎて、他があまり機能していないという部分が、SNS の最大の不幸かも知れません。

アキヒト

Tigerさん済みません、承認が遅れてしまいました(スパム対策で、コメント承認制を継続中です。申し訳ありません)。

>いったい、この SNS は何がやりたいんだというサービスが多くなりすぎたということもある気がします

仰る通りだと思います。まさにSNSブームに乗って、「とりあえず作ってみました」的なサービスは多いですよね。Mixiクローンという言い方がピッタリのものも多いですし。その意味では、Mixiが成功例として認識されて、そのテンプレートを壊す動きが出てきていないことは不幸な状況だと思います。

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