----------
【「~は死んだ」メソッド (なになにはしんだめそっど)】
ブログにおいて、アクセスを集めるエントリを簡単に作成する方法。タイトルに「~は死んだ」というセンテンスを置くのでこう呼ばれる。具体的な内容は以下の通り:
- (現時点で)流行しているもの、勢いがあるもの、話題に上がっているもの(以下[A])を選ぶ。
- 「~は死んだ」の「~」の部分に[A]を置く。この時、違和感を感じないと「何をいまさら」的な記事になってしまうので、ステップ1.に戻る。
- [A]が最近犯した失敗、勢いの低下を示すデータを集める。決定的な失敗/否定的データではなく、ささいなネタで十分。またネタは2~3コで構わない。
- 3.で集まった情報をもとに、適当にエントリを書く。
- 「ただし今後の動き次第では、復活の可能性もあるだろう」などの免責事項を入れておく。
- 待つ。
- [A]が本当に死んでしまった場合、「自分は過去にこんな予測をしていた」というエントリを書く。
- [A]が死ななくても、5.の免責事項があるので大丈夫。というよりも、ほとんどの場合はそんなエントリがあったことは忘れられている。
(具体例)
- 「ブログは死んだ」
- 「SNSは死んだ」
- 「mixi は死んだ」
- 「ドリコムは死んだ」
- 「YouTube は死んだ」
※具体例として挙げたタイトルは、あくまでも例ですので悪しからず。
----------
いや、批判をするなという訳ではありません。建設的な批判というものも、当然あると思いますし。ただ自分も含めて、勢いのあるものが犯したミス・人気の陰りを示す(かもしれない)データってすごく美味しく感じるんですよね。「死んだ死んだ」と騒ぎ立てるよりも、そこから何を学べるのかに目を向けたいと思います。自戒を込めて。
http://hiki.cre.jp/write/?TheEndMethod
終焉メソッド
のblog記事リンクに入れさせて頂きました。
投稿情報: sfこと古谷俊一 | 2007/04/27 11:00