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2009/05/30

コメント

774

> 最終的に「確実な因果関係」として伝わってしまう、というジョークです。
ジョークではすまないし、科学ニュースに限った話でもないと思う。

> 「本をよく読む親の子供は学力が高い」
家庭の蔵書数と子供の学力に正の相関があるという調査結果に基づいて、税金で多くの本を購入して家庭に配布しようとした自治体がアメリカにあったそうです。最後は思いとどまったそうですが。(Freakonomicsによる。)

かつて、ライス国務長官(当時)の発言を、「我々は戦術的に多くの誤りをおかした」なるヘッドラインをつけて伝えたメディアと、「イラクで多くの間違いをおかした」とつけたメディアがあって、「戦術的に」を削っちゃうのはどうなのよ、とか思う一方で、1行で正確にモノを伝えるなんて不可能だよね、と感じました。

Masao

図中の記号は、有意差を示すp値ではなく、相関係数値を示すρ(ロー)ですよ。

ρ=0.56のように「弱い相関」しか示していない結果にもかかわらず、センセーショナルに報じられてしまう、というオチにかかわる重要なファクターですので、お間違いのなきように。
(逆に、もしもp値だとすると、あまりに高くて有意差が出なかったという逆の話になるかと・・・。)

アキヒト

みなさま、コメントありがとうございます。

> 774 さん

おお、『ヤバい経済学』は読んでいたのですが、そんな事例が紹介されていたのをすっかり忘れてしまっていました。ありがとうございます。「戦術的に」を削った例もひどいですね……確かにタイトルを考えるのは難しいことですが、これでは恣意的に行ったと非難されても言い逃れできないと思います。

> Masao さん

ご指摘さりがとうございます!結局、書いてる本人があまりよく理解していなかったというオチがついてしまいましたね(お恥ずかしい限りです)。チャンチャン。

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