娘と一緒にお散歩していると、たまに飛行機が飛んでいるのを見つけて「あの飛行機、どこに行くんだろうねー?」などというメルヘンな会話を楽しんでいる僕ですが、「子供との会話とはいえ、情報には正確を期したい!」という方にはこちらのアプリはいかがでしょうか:
■ Schiphol flights (Layar)
お馴染みAR(拡張現実)ブラウザの"Layar"で公開されているレイヤー(通常のブラウザで言うところのウェブサイトのようなもの)の1つ。残念ながら使えるのは欧州限定で、しかも対象となる機体も限定されているのですが、なかなか面白いサービスです。冒頭の会話のように、頭上に飛行機を見つけた時を見計らい、おもむろに Layar を起動して空に向けると……
(photo taken by Rhymo)
ご覧のように、現実の空に重ね合わせる形で情報が表示される、というもの。この写真では from/to が抜けてしまっていますが、データさえ入っていれば、飛行機の種類・出発地・目的地が分かるというわけですね。ちょうど星座を示してくれるARアプリなんかと同じイメージです。
実はこのレイヤー、飛行機の運航状況を地図上に表示してくれるサイト"Casper"を Layar に展開したもの。こうした既存のコンテンツプロバイダーがARブラウザに参加してくれば、AR系サービスはさらに面白くなりそうですね。日本周辺でも同じようなサービスが登場してくれたら楽しいのですが、まずは航空機側で位置情報を公開してくれなければ始まらないわけですから、当分難しいのかなぁ。
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