コンテンツ連動型広告の市場が飛躍的に伸びるだろう、という予測です。
コンテンツ連動型広告の市場規模は5年後に26.5倍増の約800億円(CNet Japan)
RSS配信が一般化すれば、コンテンツの中身を機械的に読み取ることが更に簡単になるため、 コンテンツ連動型広告が更に主流になってゆくことでしょう。
【参照記事】
- RSS広告市場とメディアインパクト(CNet Japan Blog)
- 64% would advertise in blogs, 57% would place RSS ads(ZD Net)
- 電通、 米ネット広告会社と合弁会社を設立--検索連動型広告を自動化 (CNet Japan)
それでは旧来型広告の代表である、テレビCMはというと?
CM飛ばし対策協議へ、 DVDレコーダー普及で広告主協(nikkeibp.jp)
野村総研の調査で、 CM飛ばしをする人の割合が意外に大きかったため、日本広告主協会があわてて対応に追われているという話です。「CM飛ばし」 の原因はDVDレコーダーの普及にあるように書かれていますが、昔からビデオデッキという「CMを飛ばせる」 ツールもありますし、 技術的に可能になったからという簡単な問題ではないでしょう。
問題は、テレビCMの持つ「極端な一方向性」にあると思います。僕らがテレビを観る目的は、 サッカー日本代表の戦いを応援するためだったり、好きな映画を鑑賞するためだったりします。それが突然中断されて、 お笑いタレントに 「このカレーがおいしいよ!」と言われて良い気がするはずありません。「1分、 2分の長いCMを増やす」という対策をしても、 長くなったCMが丸ごと飛ばされてしまって終わりでしょう。
「CMのCM」にあややとみのもんたが登場していましたが、この人選を見る限り、 ネット広告への動きは止まりそうにありません。
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