スクウェア・エニックスと言えば「ファイナル・ファンタジー」シリーズや「ドラゴンクエスト」 シリーズなどの人気ゲームで有名なソフト会社ですが、ブログサービスへの進出も考えているとのこと。
M& Aはタイトーで終わりではない=スク・エニ(SDD研究所「M&Aと経営」 価値志向のマネジメント)
現在タイトーへのTOBを進めているスク・エニですが、 これからもM&A戦略を継続していくことを明言し、その対象として「コミュニティ」、特に「 オンラインゲームのコミュニティだけではなく、ブログやオークションも含めて」 考えていることを明らかにしました。
そもそもタイトー買収の目的についても、 和田洋一社長は次のように語っています。
利益率の低いタイトー買収のねらいについては、「携帯やテレビのコミュニティはバーチャルだが、 ゲームセンターのように物理的な場所を確保するのは重要だった」と説明した。
バーチャル/リアルを問わず、「コミュニティ」を広げるための手段として、ブログサービスを視野に入れているようです。
スク・エニのゲームソフトと、 ブログを始めとしたオンラインコミュニティの間でどのような連携を図っていくかは具体的には明らかにしていませんが、アメブロとカプコンのタイアップや映画 「スパイダーマン2」のブログスキン配布のように、 ゲームソフトのプロモーションの一環にブログを組み込むというのは十分に考えられます。
個人的には、プロモーションのレベルで終わらずに、 リアル/バーチャルを融合した広範なコミュニティを築くモデルを提示して欲しいと思います。
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