パリに本部を置く言論保護団体「国境なき記者団(RWB)」が、言論の自由が保証されていない地域に住む反体制派に向けて、 ブログ開設の手引書を作成したというニュース。
国境なき記者団、反体制派のブロガーに向けた手引書を発表(CNet Japan)
ちなみにその手引書へのリンクはこちら:The Handbook for Bloggers and Cyber-Dissidents。この記事を読んでいるほとんどの人たちは、 言論の自由が保証されている地域に住んでいるでしょうから、必要のない本かもしれません。しかしこの手引書を読んでいると、 自由に情報発信できるということがどれだけ恵まれていることなのか、切々と感じることができます。
またブログをジャーナリズムとして確立するためにはどうしたら良いのか、アドバイスも掲載されています。 必ずしもブログ=ジャーナリズムではなく、主観的な意見を表明する場としての使い方もあると思いますが、 ブログを書いていればジャーナリズム的な記事を書くことが無いとは言えないでしょう。特にビジネスブログであれば、 客観的な情報を伝える場面は多々あるはずです。その際に読者からの信頼を得るにはどうすれば良いか、 その手がかりを与えてくれる手引書となっています。
いずれにせよ、ジャーナリズムとしてのブログを考える上で、良い指針になる本です。興味のある方は是非。
コメント