ネット上の予想では、「12日に発表されるのはVideo iPodだ」「いやその可能性は少ない」と意見が割れていましたが、今回発表されたのはやはりVideo iPodでした。
アップル、ビデオiPodと新型iMacを発表--動画配信に進出(CNet Japan)
これに合わせてiTunesがアップグレードされ、ミュージック・クリップや映画の購入も可能になるとのこと。いよいよVideocastingの普及が現実味を帯びてきました。
日経のサイトで、Six Apartの関さんが、「ブログとPodcastingを使ったメディアミックスに期待」という記事を投稿されています。その中で関さんは、音声・映像データをブログからリンクさせる形で配信することで、ブログがそれらの情報に対する「メタデータ」の役割を果たすようになり、ブログと音声・映像情報を合わせたメディアミックスが実践されるようになるだろう、と予測されています。
僕もこの意見に賛成です。そして今回の新型iPodの発表により、ブログでマルチメディア・データを配信する傾向は加速されるのではないでしょうか。音声データよりも映像データの方が、新製品の紹介やイベントレポートなど、多方面の用途が考えられるからです。また映像データを作成して配信する技術が発達し、それを専門に行う業者も増えてくるでしょう。そうすれば、映像を配信することはより簡単に、より一般的なものになっていく可能性があります。
ところで、CNetの記事に対するトラックバックは早くも20件に迫る勢いです。iPod nanoの発表時と同様、しばらくiPod & Videocastingの話題がネットを賑わしそうです。
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