「日経情報ストラテジー」 12月号で、カシオ計算機CIOの矢澤篤志さんのインタビューが掲載されています。カシオと言えば、 イントラブログ成功例としてよく紹介されていますが(参照:Six Apartの事例紹介記事)、インタビューでもブログに触れられた箇所が。
「今年の4月ごろから社内ブログで、自分の仕事や新技術に対する考え方や気づきを発信し始めたのです。そうしたら、 いつの間にか毎日書込みをするようになっていました。」
「毎日情報を発信するためには、毎日何かを吸収しないといけません。だからブログは自分のためにもなります。」
ブログだけをテーマにしたインタビューではないので、ブログに触れられているのはごくわずかなのですが、 CIOとして社内ブログを積極的に活用されているようです。
昨日の「社内ブログ勉強会」で指摘されていたポイントですが、他の様々なITツールと同様、 社内ブログの浸透には上層部の支持が欠かせません。カシオが社内ブログ導入に成功したのは、 CIO自ら積極的にブログを活用していたという背景があるようです。
情報発信をするうちに、情報収集する習慣や考える習慣がついたという点も、「社内ブログ勉強会」で挙げられていた効果でした (その事例はブログを使ったものではありませんでしたが)。社内ブログを導入する目的は数多くあると思いますが、副次的な効果として、 社員の意識を変えるという点が期待できるのかもしれません。
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