ようやくPolar Bear Blogにも、FeedBurnerを設定しました(単に自分が怠けていただけなんですが)。改めてFeedBurnerを覗いてみましたが、新しい機能が追加されてたりして面白いですね。最近ベータテストのサービスをチェックしまくっているせいもあるのですが、商業的にきちんと運営されているサイトという印象がして、変な感想かもしれませんが「安心感」があります。
というわけで、CNet Japanに掲載されていた、FeedBurner日本進出についての解説記事:
FeedBurnerを相棒にGMOが展開するフィードビジネスの筋書き(CNet Japan)
個人的な予想としては、FeedBurnerが進出することで、日本でもRSS広告が一般的なものとなって行くと思います。広告掲載だけを目的にRSSを登録する人はまだまだ少ないでしょうが、FeedBurnerではRSSフィードのアクセス解析など、ユーザーにとっても様々なメリットがあります。他の機能を目的としてFeedBurnerに登録したユーザーが、それをきっかけとしてRSS広告のことを知り、軽い気持ちで"Activate"ボタンを押す---そんな流れが生まれてくるのでは。
またRSS広告だけでなく、他にもRSSフィードをプラットフォームとするサービスが導入されやすくなるのではないでしょうか。例えばFeedBurner.comでは「Hurricane Relief」という機能があります。これはハリケーン・カトリーナの被害者に向けた献金を呼びかけるバナーを挿入する機能で、バナーの表示方法をカスタマイズすることも可能です。このように、短期的なキャンペーンと提携したり、個人的なお知らせを挿入するなど、RSSフィードの新しい利用方法が広がる可能性があります。
(このブログのフィードにもHurricane Reliefを設定してみましたので、どのように表示されているかご確認を---ついでにお使いのRSSリーダーにもご登録を!)
さらにCNetの記事中でも「ミドルウェア的なサービス」というキーワードが出てきますが、「RSSフィードをあらゆる受信先で表示可能にする」という発想に立てば、RSSリーダー以外のアプリケーションでもRSSの情報を表示させるサービスという展開も可能なのでは。現在でもFeedBurnerには、"Email Subscriptions"という機能(コンテンツをメールで配信する)や、"BuzzBoost"という機能(RSSフィードの内容をHTMLで表示させるスクリプトを提供する)があります。日本なら、各キャリアの携帯電話でRSSが読めるようにするサービスなんてのも考えられるのでは?
FeedBurner日本進出、期待しています。(もうその方針になっているようですが)既にFeedBurner.comに登録しているユーザーのデータの引継ぎ、全機能の日本語対応も実現されると良いのですが。PingShotでpingを送信できるサーバに、日本のメジャーなpingサーバが追加されていたりと、「言語以外のローカライズ」についても対応されていると嬉しいですね。
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