今日午後1時30分から開催された、リアルコム主催のセミナー「SNS/ブログを使った社内情報共有のポイント ~ 情報共有・ナレッジマネジメントを成功させるための4つのファクター ~」に参加してきました。
プレゼンターは、先週土曜日の「社内ブログ勉強会」でもプレゼンされた、リアルコムの在賀さん。内容は一部重複していましたが、別の事例紹介やリアルコム製品の説明などもあり、勉強になりました。
今回特に興味を引かれたのは、在賀さんの言葉をお借りすると、情報共有の「可視化」の部分。まだ発表前の情報もあるとのことで、念のため詳細は伏せておきますが、リアルコムさんが新たに発表する製品には「可視化」---いま社内でどんな事が話題になっているか、誰が話題の中心になっているかなどを、テキスト分析等を通じて数値化・図表化する---の仕組みが数多く盛り込まれるようです。
興味深いことに、先日発表されたオラクルと日立BOXER事業部との提携でも、蓄積された情報を分析して役立てるという機能を盛り込むことが表明されていました(関連記事:日立ニュースリリース「日本オラクルと日立がブログを活用した企業内情報共有ソリューションで協業」)。社内ブログはこのようなBI(ビジネスインテリジェンス)的機能と結びついて行くのでしょうか。だとすると、社内世論を把握するために、社内ブログ+解析ツールを導入して社員の記事投稿を義務化する---なんて経営者も現れてきたりして。
いずれにせよ、「BlogWatcher」や「BlogPulse」など、「社外」ブログ界ではネット上の世論を把握する分析ツールが普及しようとしています。個人が情報発信するようになったら、今度はそれを分析して集団の動きを把握する、というのが自然の流れなのかもしれませんね。
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