Web 2.0時代に入り、ブログからRSS、podcasting、そしてvodcastingと様々なメディアが発達してきていますが、そうした新しいメディアに対して包括的な広告キャンペーンを行うサービスが登場したというニュース:
Pheedo Tests Multi-Channel Ads (ClickZ News)
Pheedoというアメリカの企業が始めたサービスで、現在はまだテスト段階ですが、将来的にはblog、RSS、podcastingなどのメディア全てを対象にした広告キャンペーンを一挙に手がける予定のようです。確かに複数のメディアを駆使しつつ、統一したメッセージを与えるように広告キャンペーンを行うためには、1つの業者に委託してしまった方が楽でしょう。またクリエイティブのデータを1回渡すだけで、全てのメディアに適したフォーマットに変換してくれますから、技術的な面でも手間が省けるはずです。
Web 2.0時代のベンチャー企業が拠り所とするビジネスモデルが「無料サービス+広告収入」しかないのだとしたら、今後Web上の広告スペースはさらに広がり、さらに多様化していくはずです。Pheedoのような「何でもおまかせ」的なサービスを行う企業や、Web広告に関するコンサルティングを行う企業は、今後増えてくるのではないでしょうか。
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