既に海外サイトなどで話題になっている、Amazonの新サービス"Mechanical Turk"ですが、なんでも
いずれにせよ、Mechanical Turkは全くの新しい試みで、実際はどのような種類のタスクが同市場を占めることになるのかを予測するのは難しいと、Amazonは考えている。
-- 引用元:人力で解決--アマゾン、ソフトウェアの苦手作業を代行するサービスを開始(CNet Japan)
そうなので、勝手にどんな利用方法があるか考えてみました。
- 評判調査: 記事を読んで、それがある製品/サービスについてポジティブな評価をしているか、それでもネガティブな評価なのかを判定してもらう。
- 点数化: フリーフォーマットアンケートの回答を読んで、5段階評価で良い・悪いをランキングしてもらう。
- 数字認識: 子供が解答したテスト(算数)の画像を見て、そこに書かれている数字を判定してもらう。
- スパム認識: メール/コメント/トラックバックなどを読んで、それがスパムかどうかを判定してもらう。
- 人数調査: 写真を見て、そこに何人の人が写っているか数えてもらう。
- 人物調査: 写真を見て、そこに探している人が写っているかどうか確認してもらう。
- ネイティブチェック: 同じ文を何パターンかで翻訳し、一番しっくりくるものをネイティブスピーカーに選んでもらう。
うーん、あんまり面白いネタが思い浮かばないですね。「機械には難しいけど、人間ならパッとできる作業」・・・なんか今流行の「頭の体操」系の問題みたいですが、他に何かないでしょうか。
しかしこの"Mechanical Turk"、他のWeb 2.0系サービスと同様、クリティカル・マスを達成したら凄いことになるような。深夜、何か単純作業をしなければいけなくなっても、Mechanical Turkに登録すれば地球の裏側にいる誰かが手伝ってくれる・・・。いわばアウトソーシング版ロングテール、成長を期待しています。
コメント