CNETセミナー、無事終了しました。電源が残りわずかなので、まとめはまた後ほど。
午後のセッションではgooのプレゼンテーション、ブログ検索市場に関するパネルディスカッションが面白かったですね。gooのプレゼンテーションを聞くと、どうも今後「バーティカル検索をたばねたメタ検索エンジン」といった位置を目指していくような気がします。この点については改めて。
またパネルディスカッションの際、「ブログ検索において、表示結果の精度をどう高めていきますか?」というような質問をしてみたのですが、Ask Jeevesの方が「ある話題の元となった記事を表示するような、ルート検索のようなものを考えています」とおっしゃっていました(録音していたわけではないので、語句の間違いについてはご勘弁を)。僕は「日本版memeorandum」のようなものを目指されているのかなと感じたのですが、果たして?個人的な希望を言うと、ぜひお願いしますといったところです。
それから最後はGoogleのプレゼンテーションだったのですが、Google Local Business CenterやGoogle Baseについて言及がありました。僕はこの2つのサービスが、Googleがクローリング主体から、ユーザーの自主的なデータ投稿に期待する方向に転換し始めたことを示しているような気がします。
<追記>
BroadBand Watchで、さっそく今日のセミナーの記事が出ていました。
【CNET Japan Innovation Conference 2005 Autumn】ブログ検索事業者が語る「ブログ検索市場の未来」(BroadBand Watch)
ブログ検索についてのパネルディスカッションの部分ですね。上記のAsk Jeeves樋口さんの発言は、以下のようにまとめられています:
会場からは、「時系列順がスタンダードであるブログ検索の中で、いかにユーザーへ価値ある情報を提供できるのか」との質問も寄せられた。アスクジーブスの樋口氏は「いかにブログの話題の連鎖を追跡するかなど、当然ながら技術的なチャレンジは進めている」と回答。
ちなみに僕の質問はもっとダラダラ、まとまりがありませんでした。記者の方は上手くまとめるもんだ。
それから主催者であるCNET Japanのサイトにも、最初の関連記事が投稿されていました:
マイクロソフト、「サーチの改革はまだ始まりでしかない」--CJICイベント(CNET Japan)
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