ブログと同様、SNSもコミュニケーション/コラボレーションのプラットフォームだと考えれば、もっと様々な活用方法が思い描けるはずです。というわけで、今日見つけたこんなニュース:
Web 上で本が書ける SNS がオープン、オライリーと共同で書籍編集も開始 (Japan.internet.com)
株式会社タイムインターメディアがオープンした、「karetta.jp」というサービスについてのニュース。残念ながら招待制SNSなので、「Webで本が書けるサイト」という以上は分からないのですが、「オライリー・ジャパンと共同で実際に karetta.jp での書籍編集を開始する」とのことでなかなか面白そうな取り組みです。
ただWeb上での共同作業で文章を作るというと、Wikiと何が違うの?という疑問もわいてきます。SNSというプラットフォームならでは、の仕組みがあると良いですね(もしかしたら、既に何か仕掛けがあるのかもしれませんが)。
例えばアーティスト系SNSのように、自分の作品(曲やデザインなど)をアップロードできて、他のメンバーに閲覧してもらえる機能や投票機能なんてのがすぐに思いつきます。後は似たようなジャンル・作風で作品をリンクできる機能、作品用の挿絵を交換できる機能なんてのもできるでしょうか。ビジネスに結びつけるのであれば、出版社からは会費を取って、作家の卵を見つける場として役立ててもらうとか。文章校正をする人や挿絵を書く人とのマッチングを有料で行うといった、「本を書く上で必要なサービスを提供する」という点でも売上が上げられるかもしれません。
2005年は本当に様々なSNSが生まれました。さすがに今年はもう「こんなSNSオープンしました!」的な記事を書くことはないでしょう。来年はSNSがどんな展開を見せるのか、今から楽しみです。
<追記>
タイムインターメディアの皆さま、ぜひ僕もkaretta.jpにご招待下さい!バリバリ本を書きますよ。(いらない?)
karetta.jp開発日記で引用させていだたきました。
招待については以下に当面のポリシーを書きました。
http://karetta.jp/index.fcgi/karetta/article/blog/karetta-dev/001824
投稿情報: えんどう | 2005/12/29 23:35
えんどうさん、ありがとうございます。
招待については軽いノリで書いたので、ご心配なさらないで下さい・・・機会がありましたら、正式版で利用できればと思っています。
karetta.jpの開発、がんばって下さい!開発者ブログもちょくちょく覗かせていただきます。
投稿情報: アキヒト | 2005/12/29 23:52