シロクマことホッキョクグマが、2006年度版のレッドリストで絶滅危惧種に指定されたそうです。記事によれば、
ホッキョクグマは1996年に「絶滅リスクは低い」と判定されたが、温暖化で北極海の氷の溶解が急速に進むとした最近の研究に基づき、IUCNは今後45年で個体数が少なくとも30%は減ると予測した。
とのこと。以前テレビ番組で解説されていたのですが、氷の溶解が進むと、ホッキョクグマの餌場が少なくなり子グマ達が死んでいってしまうのだとか。そのため「氷の溶解が急速に進む」という前提に立つと、絶滅のリスクが高まるわけです。
地球温暖化については、様々な要因が指摘されています。必ずしも人間が悪い、というわけではありません。また地球環境の変化が必然で、人類登場以前から無数の種族が絶滅してきたことを考えれば、絶滅自体が「悪=避けるべきこと」とも限らないでしょう。
しかし、シロクマという野生の生き物が対応できないほど、環境の変化が急速に進んでいることは事実です。それが何を意味するのか、絶滅してゆく動物達から学ぶべきではないでしょうか。
ちなみに、シロクマはクマ種(?)の中で唯一、「人間を食料だと考えて襲ってくるクマ(他のクマが人間を襲うのはあくまで防御のため)」なんだとか。ナイスです。
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投稿情報: | 2008/06/09 08:58