IT関係の仕事をしていると、朝から晩までプロジェクトルームにいて、見つめるのはPCのディスプレイ(もしくはケータイの液晶画面)だけ・・・なんてことになりがちです。そんな時は、気分だけでも自然に触れようということで、こんなサービスはいかがでしょうか:
■ Digital Sun (We Make Money Not Art)
紹介されているのは Sunclock というアート作品(?)。これは太陽の動きを再現してくれる電球で、現実世界の日の出/日の入に対応して明るさが変化するというもの。さらにPC/モバイル端末バージョンも用意されていて、画面に表示される黄色い領域の移動により太陽の動きを感じることができるようになっています(こちらにサンプルへのリンクあり)。
ついでにデスクトップアプリケーション版も開発して、サイドバーか何かで常に太陽の状況を確認できても面白いかも。また天気予報と連動して、外の明るさまで分かるとか・・・そしたらライブカメラの映像が見れるガジェットをインストールした方が早いか。
古来、太陽は信仰の対象となってきました。また人間のバイオリズムは、太陽の活動に影響を受けているなんて研究もあります。とまぁ胡散臭い理由をいろいろ付けることはできますが、なぜかこんなツールを作ってしまうのは、人間の性(さが)なのかもしれませんね。もっとも太陽の光を浴びたければ、単純に外に出れば良いという生活を送りたいものですが・・・。
初めまして!先週から、映像配信に関して、会社のホームページでスタッフ・ブログを始めた者です。で、同じようなブログないかなぁ~と思い、フラフラとここに辿り着きました(^-^)/・・・。
バーチャル太陽・・・と聞いて、思い出したのは、以前ロンドンに行った時、Tate Modern Museumに展示されていた巨大な太陽を真似たオブジェ。これはUnilever Series of 'big projects'の1つで、作者はOlafur Eliassonというデンマーク出身の方が作った作品なのですが、強烈な経験でした・・・。室内にいるのに大きな太陽(みたいな)がデ~ンと展示されていて、その下に集う人々の様子は、まるで太陽の光か何かの啓示を求める迷える子羊状態・・・。
ブオ~ン、ブオ~ンという電灯に電力を送るモーターの音とともに、オレンジ色の光が溢れていて、まるで違うプラネットに降り立った様な錯覚を覚えました。特定の宗教を信じている訳ではないですが、太陽とか月とか、星とか、そういうのを崇めたり、模倣したがる人間の気持ち、分かる気がします・・・。
手に届かないものに憧れたり、手に届かないからこそ傍に置いて感じたい、と願うのは、地球に住む私達人間の性なのかも知れないですね~・・・。
どんなオブジェなのか、は以下のサイトに載ってましたので、良かったらどうぞ~(www.frankieroberto.com/weblog/108.xhtml)
ではでは~・・・☆
投稿情報: Izk | 2006/10/16 18:29
Izk さん、返信が遅れてしまいましたが、コメントありがとうございました。
Tate Modern Museum のアート、興味深いですね。
> 特定の宗教を信じている訳ではないですが、太陽とか月とか、星とか、そういうのを崇めたり、模倣したがる人間の気持ち、分かる気がします・・・。
仰る通り、宗教云々というよりは、人間の根源的な部分に通じているように感じます。PC上で太陽の動きを再現したいという心境も、自然な発想なのかもしれませんね。
投稿情報: アキヒト | 2006/10/22 23:30