勤労感謝の日に仕事をするほど悲しいものはないのですが、やむをえず今日も仕事ということで。これといったニュースをチェックしていないのですが、こんなネタがあったのを教えてもらいました:
■ 英ロンドン博物館、「展示空間」をネット競売に出品 (CNN.co.jp)
CNN の「こぼれ話」コーナーより。このコーナーは様々なネタを用意してくれて面白いのですが、今回も相当こぼれてます。なんでもイギリスにあるロンドン博物館(Museum of London)が、eBay に「展示空間」を出品したとのこと。落札した人は、オークション終了後から来年2月まで、好きなモノを展示しておくことができるそうです。
これ、博物館の一区画だけじゃなくて、多くの部分が一般市民に開放されるようになったら面白いですね。もちろん物理的な展示スペースでそんなことをしたら切りがなくなるので、ネットも活用するということで。つまり Wikipedia のように、誰でも「これは後世の人々に残したい!」と考えたモノのデータ(テキストや画像、動画、音声、設計書やプログラムなどなど)をアップできるネット上の博物館。荒唐無稽ですが、誰でも参加できるネット上の辞書 = Wikipedia が成立しているのならば、誰でも参加できるネット上の博物館、もアリなのでは。
しかしもし「博物館の展示空間」が自分の手に入ったとしたら、いったい何を展示しようとするでしょうか・・・。ブログのように「その瞬間に面白いと思ってもらえるようなコンテンツ」なら気軽に(?)提出することもできますが、「博物館に展示する価値のあるコンテンツ」となると、結構悩みますね。このオークションに参加しようという人は、お金だけじゃなくて、自分が展示しようとしているモノによっぽどの自信を持っているのかも。
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