これは久々に面白そう。ディベート(議論)をスポーツ的に楽しんでしまおう、という試みは『朝まで生テレビ』(例えが良くないかも)などでもありますが、それをオンラインにして勝ち負けを競おうというサイトです:
ディベートする場を提供してくれるサイト。試合参加・投票(勝ち負けのジャッジ)・傍観がそれぞれ可能です。ディベートは以下の3つのタイプに分かれています:
- Open Debate:
「○か×か」」という二者択一の議題が与えられ、それぞれの立場で議論を繰り広げる。発言したい人はいつでも自由に参加可能。投票はそれぞれの立場、および個々の発言に対して可能で、得票数の多いサイドが勝ち。 - Battle Head-to-head:
一対一の対決。ユーザーは誰かを指定して議論を始め、投票で勝ち負けを競う(挑戦を受ける/受けないは自由)。こちらは残念ながら、まだ始めたユーザーはいないようです。 - King of the Hill (Battle Royale):
ある議題が与えられ、それに対して自由な立場で発言が可能。ただし1つの議題に対し、1回しか発言できない。投票は個々の発言に対して可能で、最初に100票集めた発言が「勝ち」となり、発言者は"King of the Hill"として表彰される。
個々のディベートには個別のURLが与えられており、"SHARE"ボタンで各種ソーシャルブックマークサイトへの登録が可能になっています。閲覧だけならアカウント登録の必要はないので、白熱している議論はどんどんブックマーク登録してもらい、注目を集めようという狙いですね。
またSNS的な要素もあり、各ユーザーは自分のプロフィールを登録可能です(「友だち」登録や、「観戦中の議論」などの登録も可能)。プロフィールのページにはこれまでの議論での勝ち負け数と、議論を通じて得られる「ポイント」が表示されていて、過去の戦歴を確認することができます。ユーザー一覧では成績が優秀な順番で表示されるので、ユーザー間でランキングを争うなんてことも起きそうですね。
ネットコミュニティには議論がつきものですから、そこだけを切り離してサイトにしてしまうというのは有効なアイデアかもしれませんね。ゲーム的な要素を埋め込むことで、議論として議論を楽しむ(誰かを攻撃するための議論ではなく)ことができるかもしれません。そうは言ってもあらぬ方向に議論が進むことがありますから、サイトではこんなルールが定められています:
- 口汚い言葉を使わないこと。
- 個人攻撃しないこと。
- 人種差別しないこと。
- 脅迫しないこと。
- ルールに反したユーザーは登録抹消される。
ちなみにアカウントを取ると、こんなアイコンを埋め込むタグを用意してくれます(クリックすると、僕のプロフィールページにジャンプします)。このサイトが流行れば、ブログでこのアイコンを見かけることが増えるかも?
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