何を隠そう、僕はチョコアレルギー(正確にはカカオアレルギー)です。チョコレートやチョコケーキ、チョコアイスなどを食べると、必ずクシャミが出てしまいます。まあその程度の症状ならガマンもできますが、時として命に関わるのがアレルギー。ということで、こんなサイトを覚えておくと良いかもしれません:
■ Translation cards for travellers with allergies (Springwise)
この夏、海外旅行を計画中の人も多いでしょう。外国で食事をする時、自分のアレルギーを正確に伝えられなければ、アレルゲンとなる食材を口にしてしまうかもしれません。そこで症状を各国の言葉に翻訳して、カードサイズの書類にまとめてくれる"Allergy Translation Cards"なるサービスがあるそうです。
……と思ったら、サイトにアクセスしても真っ白な画面が表示されるだけで、テストしてみることができませんでした。そこでいろいろ検索していたのですが、同様のサービスが他にもあるようです:
■ Carry Allergy Cards (Wall Street Journal)
各種「アレルギー情報を記載したカードを作成してくれるサービス」の紹介。上記の Springwise の記事と合わせ、現在以下のようなサービスがあるとのこと:
- Allergy Translation Cards
175の食品アレルギーについて、22ヶ国語への翻訳・カード作成を行ってくれる。ウェブサイトにアクセスし、自分の症状を入力すればOK。料金は$8。 - AllergyCards.com
無料サイト/英語のみ。症状を入力すると、画面上にカードが表示されるので、印刷すればOK。 - Select Wisely
食事制限に関する説明/画像が掲載されたカードを、$10以下で販売。
例えば以下の画像は、"Select Wisely"での日本語カード:
あまり病人に付け込むのも問題かもしれませんが、入力された情報に応じて広告を表示する(「チョコレートアレルギーの人でも食べられるチョコケーキ販売中!」など)なんて方向で収益を上げることができるかもしれませんね。またユーザー参加型のサイトにしてしまい、「こういう表現なら上手く伝わった」「ここのレストランで最適な料理を出してくれた」のような派生情報を投稿・共有できるようにする……などというコミュニティ化の展開も可能かも。
さらにアレルギー情報だけでなく、その他の健康に関する情報や、旅行で心配なこと・したいことのメッセージを掲載するカードなど、なにげに応用範囲の広いアイデアかもしれません。なにしろ自分が一番心配な事項・一番興味を持っている事項を入力するのですから、連動した広告を表示する効果は高いのでは?と邪なことを考えてみたりして……。
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