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2007/08/06

コメント

天使

計算してみるとこうだ、が正しいとも限らない。最も「地球に優しい」のは、人類が絶滅すること、であるともいえるわけだし。歩かなくても食う者は食うわけだし。
個人的には、クルマが悪いというより、クルマ依存社会が問題。ヤク中がヤクなしでは生きていけないように、クルマなしでは生活していけないように人間を訓化してしまった社会というものの不気味さ。歩くという、人間として当然の機能を放棄して、これを進化だくらいに勘違いしているアホもいるかもしれないという問題。
ま、何にせよ、人類は救いがたい。

アキヒト

天使さん、コメントありがとうございます。

> 計算してみるとこうだ、が正しいとも限らない。

仰る通り、本文中でも書きましたが、この説が正しいかどうかは分かりませんよね。しかし発想のポイント、つまり常識を疑ってみるという点には見習うところがあるのではないでしょうか。その結果「やはり常識は正しかった」となる場合もあるでしょうが。

> 個人的には、クルマが悪いというより、クルマ依存社会が問題。

なかなか難しいですよね。東京都内ならクルマなしでも生活できるでしょうが、郊外だとまさしくクルマが生活必需品ですし。まぁ、そんな都市構造を創り上げてしまった人間が悪いといえば悪いのですが……。

mastacos

・・・上でもコメントされてますが車を使ってカロリー消費を押えてもその分食べる量を減らす人がどれだけいるか多いに疑問です。
その分ぶくぶく太るかダイエットで減らす人の方が多いと思うんですけど。

というか歩く人は健康の為って方が多いんじゃないかな。

マチ

車道と歩道のメンテナンスにかかるCO2とか
車を作る時&壊す時に必要なエネルギー量とか
徒歩と車の比較ってもっともっと複雑だと思います・・・。

mo

はじめまして。
これは(温室効果ガスの文脈でよく槍玉に挙げられる)牛さんと比較しているので、一番極端なケースかと思います。
元記事にも例のひとつとしてありますが、「鉄道は作るだけムダ、車の方がいい」というのもよく見ます。海外ではたくさん論文が出ていますし、日本でもそう主張されている方もいらっしゃいますが、もとの論文をよく見ると「鉄道をつくってもどうせ誰も乗らない、日本じゃあるまいし」とか書いてあったりします(笑)

アキヒト

みなさま、コメントありがとうございます。

> mastacos さん

確かに人は「今日は買い物に行くから300kcal必要だな」という計算をしながら食べるわけではないですよね。そういった意味では、人が現在消費しているカロリーというのは別次元で考えなければいけないのかもしれません。

> マチさん

仰る通り、クルマ社会を維持するのに排出されるCO2も考えなければならないと思います。ただ「歩いているだけで環境破壊」派を擁護するわけではありませんが、牛肉を摂取するのにどのくらいCO2が排出されるかという計算でも、「牛肉を輸送するトラックが排出するCO2」や「小売店を建設・維持する際に排出されるCO2」を加えなければならなくなりますよね。そう考え出すと、もはや「○○する際にどちらがエコか」と切り出して考えるのは意味が無いのかもしれません。

> mo さん

はじめまして。そうですね、上でも書きましたが、結局「○○という行動をするのにどの方法が効率的か」を論じることはできないのかもしれませんね。人間の意識を変えることができるという前提であれば、公共交通機関を使うというのが正解になるのでしょうが、そんな計算をしても現実世界には何の意味も無いですし。ただ、これも繰り返しになってしまいますが、「クルマを使わなければCO2削減になるのだ」という固定概念を問い直すきっかけになるという点で、こうした極端な計算には意味があるのではと思います。

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