広告ネタが続きますが、ちょっと毛色が違うものを。広告スペースがある位置に、別のコンテンツを表示させてしまおう、というアイデア:
■ Wibiki
要はアドブロックのサービスなのですが、「別のコンテンツ」とは何かというと、Wibiki に登録したユーザーによって入力されるメッセージ。それでサービス名が"Wiki"を連想させるものになっているわけですね。設定すると、こんな風に表示されるようです:
AdSense 風に見えますが、これらは全て Wibiki の専用ページから入力されたもの。まあ他人のメッセージは修正できないので、厳密には wiki ではないんですが。
また左にあるのは、ログインした後に表示されるパーツ。ご覧の通りSNS的な機能(my buddy list)も有していて、「自分が友人登録しているユーザーによって入力されたメッセージしか表示しない」というフィルタリングが可能になっています。友人たちに「何か宣伝したいことがあったら、広告スペースに勝手に書き込んでおいてよ」と呼びかける、なんてこともできそうですね。
Wibiki を見てちょっと思ったのですが、このアイデアを展開して、ブログの一部を Wiki にしてみても面白いかもしれませんね。コメントやトラックバックと同じように、記事の下にスペースを用意したり、ブログパーツ的にサイドバーに表示する感じ。投稿された記事や、ブログのテーマに関する追加情報を、みんなでどんどん追加/修正していくイメージです。不特定多数の人に更新されるのが嫌だったら、管理者が指定する特定のユーザーしか更新を許可しない、と。
いずれにしても、これも一種の「ユーザー参加型広告」と言えるのかなぁ。
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