ご存知の方も多いと思いますが、米 Yahoo! は1,000人という規模でのレイオフを実施することで立て直しを図っています(参考記事)。で、そのレイオフが始まり、けっこう有名どころも対象になっている様子。レイオフ対象者をリストにした「まとめ記事」まで登場しています:
■ Yahoo Alumni Association (Vacuum)
Alumni Association (同窓会)という何とも皮肉なタイトルですが、Yahoo Pipes でお馴染み Yahoo Brickhouse の責任者である Salim Ismail の名前も見られます(TechCrunch Japanese の記事)。
で、面白いのは Ryan Kuder なる人物(プロフィールはこちら)。この方が、自らがレイオフされる様子を Twitter でライブ中継したそうです:
■ Getting Fired At Yahoo: A Twitter Log (Silicon Alley Insider)
例えばこんな感じ:
Y! layoffs today, I'm "impacted". I'm heading into work to pack my desk, get my severance paperwork and hand in my badge...more to come. about 10 hours ago
「今日、Y! がレイオフを行った。僕も被害を被った。デスクを片付けて、退職関係の書類を仕上げ、社員証を返さなきゃ……まだまだすることがある。」10時間前
On the plus side, my commute just got a lot shorter. about 10 hours ago.
「良い点は、通勤時間がずっと短くなることだ。」10時間前
Ironic that I just got my PC repaired yesterday. Won't be needing that anymore. about 9 hours ago.
「皮肉なことに、僕のPCは昨日修理されたばっかりだ。もういらないのに。」9時間前
……などなど、思いが切々と語られています。こう言っては何ですが、正直な気持ちが現れていてかなり面白いです(「さよなら、ブラックベリー」とか「3GBのデータをバックアップしなきゃ!」などなど)。
日本でも「~を辞めました」「~に入社しました」という話をブログにアップするのは普通に行われるようになりましたが、これからは Twitter でも同じことが出てくるのでしょうね。そういえば、辞める際にかなりキツイ上層部批判をした方もいらっしゃいましたが、より「本音」の面が出がちな Twitter だったらどんな文章になっていたことか……
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