これは画期的かも。以前JR東日本で「改札口を歩く振動で発電しよう」という実験が行われたことがニュースになっていましたが(参考記事)、同じことを子供達が遊ぶシーソーを使って実現しようというアイデア:
■ See-saw power (Springwise)
■ See-saw to power African schools (BBC News)
コンシューマープロダクトのデザインを学んでいる Daniel Sheridan という学生さんのアイデアで、アフリカの学校で必要な電力をまかなうために、シーソーの形状をした発電機が提案されたというニュース。子供達が遊ぶと、そこで発生した電力が地下のケーブルを通じて蓄積され、教室の明かりに使われるとのことです。そんなこと言って、ものすごい回数シーソーしなくちゃいけないんじゃないの?と穿ったことを考えてしまうのですが、10分間ほど遊ぶだけで、2~3時間教室を照らす分の電力になるとのこと。
子供達の遊び道具となるのと同時に、子供達が学ぶ環境をつくるという一石二鳥なシーソー。単なる道具というレベルを超えた、素晴らしい発想だと思います。子供達も自分たちが発電しているのだ、という気持ちで遊ぶのは楽しいかもしれませんね。
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