これもエイプリルフール?と思ったのですが、どうやらそうではないようです。「テキスト版 YouTube」として知られるドキュメント共有サービスの"Scribd"が、文書を無料でスキャン->デジタル化してくれるサービスを実施するそうです:
■ Scribd now offering free document scanning (Webware)
Scribd 公式サイトでも発表がありました:
■ Convert Your Paper to iPaper (The Scribd Blog)
■ Convert Your Paper to iPaper (※サービスの詳しい紹介ページ)
スキャンして欲しい文書を以下の住所に送るだけでOK、とのこと(もちろん Scribd のアカウントを取得して、ユーザー名を指定しておくことが必要になりますが):
Scribd
Attn: iPaper
211 Sutter St
2nd floor
San Francisco, CA 94108
Scribd はサードパーティーと契約しており、彼らが Scribd に代ってスキャン作業を担当するとのこと。日本から送っても大丈夫かどうかは明記されていませんが、別にスキャンに英語も日本語も、米国在住も海外在住も関係ないですよね。うーん、無料ならちょっと試してみようかな…・・・。
このサービス、いつまで続くか分からないし、確実に Scribd 側に負担をかけるものですが、Scribd のサイト上に掲載されるドキュメントを一気に増やすことになるかもしれませんね。それで Scribd のユーザーがクリティカル・マスに達するのだとすれば、コストをかけるのに十分見合うと判断されたのかもしれません。
【関連記事】
■ 書類に AdSense を (2008年2月20日)
Scribd にアップしたドキュメント内に、AdSense を組み入れて広告収入を手にすることが可能になりましたよ、というニュース。
ScribdのAdSenceで儲ける人が増えれば増えるほど、Googleも儲かる... 男性アイドル界のジャニーズ事務所のような磐石さですね、Googleさんは。
投稿情報: のぶきち | 2008/04/02 15:45
のぶきちさん、コメントありがとうございます。
> 男性アイドル界のジャニーズ事務所のような磐石さ
思わず笑ってしまいました。マイクロソフトの例を挙げるまでもなく、「おごれる平家は……」という感じで何者も永遠ではないと思いますが、しばらく Google の天下は続きそうですね。
投稿情報: アキヒト | 2008/04/08 16:04