「客がうるさいから音量を上げるんだろ」と言われてしまうかもしれませんが、妙にBGMがうるさい居酒屋ってありますよね。深い意図があってやっているのかどうかは分かりませんが、実はうるさい音楽は居酒屋の売上げに貢献しているとのこと:
■ Loud music makes customers drink faster (Reuters)
フランスの研究者らが「大音量の音楽が流れていると、客はより速く、多くの酒を飲む」という研究結果をまとめ、"Alcoholism: Clinical & Experimental Research"という学会誌に発表したというニュース。実際のバーでBGMの音量を上げ下げし、どの程度の影響があるかを計ったところ、大音量下では一杯のビールを飲み干す時間が平均14.51分から11.45分へと減ったのだとか。さらに注文される飲み物の数が、平均2.6杯から3.4杯へと増えたそうです。
ただし。この実験は2つの店舗で、合計40人の男性を調査に行われたもので、サンプルが少ないという点は研究者自身が認めています。また大音量によって飲食欲が刺激されたという可能性もあるものの、「会話が聞き取れなくなることで、しかたなく飲むという行為に走る」という因果関係も考えられるとのこと。まぁ、iPod で大音量で音楽を聴いていたらビールが飲みたくなったなどということも無いですし(ってそんなの日常茶飯事という方もいらっしゃるかもしれませんが)、後者の理由の方が説得力がありますね。
理由と可能性の大小はさておき、こんな結果が出る場合もあるとのことですので、これからお酒を飲む時にはご注意を。って、僕自身が今日は友人の結婚式&二次会に参加する予定ですので、飲み過ぎないように注意しなければいけませんが……。
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