昨日に引き続き広告ネタで。以前シロクマ日報で「アンビエント・メッセージ」というエントリを書いたことがあったのですが、そのアイデアに近い事例です:
■ TIDE WALLS (adgoodness)
"Tide"というのは米国で有名な洗剤ブランド。その洗浄効果は長持するものですよ、ということをアピールするために、一面が綿で覆われた真っ白な看板を設置したそうです。しかし当然ながら、その綿には仕掛けがしてあり……
排気ガスによって表面が汚れると、特殊な加工をした部分だけが白く残り、洗濯物の姿が現れるという仕組み。詳しい解説がないのですが、恐らく「本当に Tide で洗っただけの洗濯物が貼ってある」わけではなさそうですね(それでこんな風に白く残ったら、ものすごい宣伝効果になりそうですが)。
しかしこの看板、Tide の宣伝というより「この道が以下に排気ガスで汚染されているか」の方がアピールされてしまいそう。またあまり交通量が少ない場所に設置するわけにもいかないし、逆に交通量が多い場所に設置すると「この辺りの空気が汚いということか!」と管理者から怒られそうだし(周囲に賃貸住宅があったらオーナーが嫌がりそう)……。いずれにしても、話題を呼ぶという点では効果は大きそうです。
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