「なに書いてるの?」
「ウィルスよ」
「どんな?」「誰かが YouTube にコメントしようとすると、書込みを大声で読み上げるの」
ご存知の方も多いと思いますが、IT系のネタをマンガにしている xkcd というサイトの1エントリ(全体はこちら)。そういえば YouTube のコメント欄って、感情的な内容のことが多いような(元のビデオにネタ系が多いのも一因だろうけど)。「ブログのコメント」としてもいいところを YouTube にしたのは、海外でも同じような傾向があるからでしょうね。
そういえば先日、こんなニュースがありました:
■ Google、「真夜中のラブレター」を防ぐ「Mail Goggles」 (ITmedia)
多くの人が1度は経験済みであろう「あんなメール、送らなければよかった」と後悔する瞬間。いわゆる「真夜中のラブレター」だ。 米Googleは10月6日、送ったことを後悔するような事態を防ぐための「Mail Goggles」をGmail Labsのツールとして公開した。
GmailでMail Gogglesを有効にすると、例えば金曜日の夜遅くなどの時間帯に本当にメールを送りたいかどうかを問いただしてくれる。また自分がまともな精神状態かを判定するための、簡単な計算問題が表示される。
ストリートビューの導入を決める時にもこんな機能があれば良かったのに、というツッコミは置いといいて。確かにこれ、冷静になるのに役立つかもしれません。しかしより客観的になるには、冒頭のマンガのように「書き込まれた内容を読み上げてくれる」という機能があってもいいような。
インストールして対象となるアプリケーション/サービスを指定しておくと、投稿前にいったん読み上げ「本当にこの内容で投稿しますか?」と聞いてくれる、と。メールやブログ/YouTube へのコメントだけでなく、Twitter への書込みや、ソーシャルブックマークのコメント欄への書込みまでチェックしてくれたりして。そしたらいわゆる「ネガコメ」問題も、少しは解決するかも……いや、逆に声で「バカじゃねーの?」とか読み上げられたら、余計に興奮してしまうか。
とここまで書いてきて、「ブログのエントリを投稿する前に、声で読み上げられたら?」と考えてしまいました。やっぱり恥ずかしいなぁ。
< 追記 >
おぉ、YouTube はこのネタを本気で実装してしまったのですね:
■ YouTube、コメント投稿前に声に出して言ってみる機能 (海外速報部ログ)
日本語版をリリースするのには時間がかかりそうですが(でも技術的には一般化されていますし、そんなに難しくはない?)、是非とも日本語対応して欲しいところ。っていうか、一番対応して欲しいのは「はてなブックマーク」だよなぁとか思っていることは口には出せません。
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