大学生4年生と企業。売り手と買い手。男と女――世の中には様々な「マッチングサービス」がありますが、そこに新しい種類が加わったようです。作物を育てたいけど土地がない、という人と、農業用に土地を貸したいという人を引合わせるためのサービス"Landshare"について:
■ Matching would-be gardeners with arable land (Springwise)
「土地(land)+シェア(share)」というサービス名が全てを語り尽くしていますが、文字通り農家(というほど大げさではなく、個人で園芸を趣味にしている人でもOKですが)と農家をマッチングさせるためのサイト。ちなみに英国のサービスで、現時点では対象もイギリス国内に限定されているようです。ユーザーは「栽培者」「土地所有者」「土地報告者(所有者ではないけれど、空き地を知っているという人)」「ファシリテーター(栽培者の手助けがしたい人)」の4タイプで登録が可能(団体としての登録もOK)で、今後地図機能などが加わる予定とのこと。
最近日本でも、環境意識や食に対する不安感の高まりによって、簡単な作物を育ててみようという人が増えているようですが。一方で都内でも「遊ばせてるっぽい農地」を見かけることがありますし(税金対策で農地に見せてるって話を聞いたこともあるけど)、日本でも始めてみたら面白いサービスかもしれません。「いやぁ、作物を育てるのってそんな簡単じゃないよ」と言われてしまうかもしれませんが、それを少しでも簡単にするために、こういったマッチングサービスの充実が図られても良いように思います。
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