ネタに近い話ですが、実現したら楽しそうな研究です。MITメディアラボの学生達が、ウェアラブルコンピュータの実験として面白い試みを行っているとのこと。まずはこちらのビデオをどうぞ:
一目瞭然、小型のプロジェクターとセンサー(指サックの色を認識する)を駆使して、「どこでもコンピュータ」を実現しようとしているという内容です。駅の壁を即席のディスプレイにしたり、指で構図確認のポーズ(四角形をつくるアレ)をするだけで写真が撮れたり、手のひらを計算機にしたりなど、様々な可能性を見せてくれます。
そして、ここにさらにインターネットを組み合わせたのがこちら:
商店や書店にいって、様々な商品や書籍の評判を自動検索・商品の上に表示したり、初対面の相手の属性を相手の胸(!)に表示したり。まぁ現状ではそこまで画像認識が発達していないでしょうし、相手が白シャツを着てくれていないとダメという制約がありますが、特に Amazon のレビューがその場で確認できるなんてのは実現したら便利かも。
詳細はこちらの記事にて:
■ TED: MIT Students Turn Internet Into a Sixth Human Sense -- Video (Wired)
装置のセットアップ自体は350ドルに満たなかったとのことですから、アプリと裏側のシステムさえあれば、端末の普及には問題がないのかもしれません。ただこんなにプロジェクターを酷使していては、バッテリーが長持ちしないでしょうが……。
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