AR(拡張現実)は Twitter に並ぶバズワードになりつつあるわけですが、それでもある程度の性能を持つ端末が必須になってしまいますよね。しかしこんな仕掛けなら、手軽に拡張現実「風」広告を実現できそうです:
■ Volkswagen: Dream bubbles (Ad of Da Month.com)
駐車中のクルマの上に浮かんだ、まるでセカイカメラのエアタグのような吹き出し。そこには「僕も新型GTIに生まれてきたかったなぁ」というクルマたちの嘆きが書き込まれています。って、よく見れば(よく見なくても)分かりますが、単に天井から吹き出しがつり下げられているわけですね。で、まるでクルマたちの思いが表れて見えるかのように表現しているという、フォルクスワーゲンの広告でした(南アフリカで Ogilvy が行ったものとのこと)。
これはごくごく単純な仕掛けですが、そのうちセカイカメラのようなアプリを使って「エアタグ広告」を出すことが一般的になるかもしれません。既にセカイカメラではそのような使い方も出始めているようですし、ケータイを通して見たら意外なところに広告が現れる、なんてことも珍しくなくなるのかも?
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