先日一般公開された Twitter リスト機能ですが、予想もしない使い方をする人々が登場しました。なんと、ある国の全ユーザーが含まれるリストを作ろう!という企画とのこと。現在、英国編・アイルランド編・米国編の3つが登場しているそうです:
■ The next step for Twitter Lists — Entire countries (TechCrunch)
Simplyzesty という、ソーシャルメディアのコンサルティングを行っている企業がこの企画の主催者。それぞれの国々の専用ページは以下の通り:
- Crowdsourcing The English Twitter Population (英国)
- Crowdsourcing The Irish Twitter Population (アイルランド)
- Crowd Sourcing The American Twitter Population (米国)
各ページにはそれぞれ、リアルタイムのカウンターが設置され、ユーザーが登録されていく様を感じることができます:
どうやってユーザー数をカウントしているの?というのが次の疑問になると思いますが、実は全て自己申告制。例えばカリフォルニア州に住んでいる場合、「#TwitterCalifornia」というハッシュタグを付けて「リストに入れて!」とつぶやけばOKです(当然ながら他の集に住んでいる場合には"California"の部分を適当な州の名前に変えると)。そのつぶやきが Simplyzesty 側で集計され、リストおよびカウンターに反映されるという具合。現在、リストは地域(州や群などの行政区分)で分けられていて、例えば「全英国在住者リスト」のようなものは設置されていないようです。
ということで、どこまで正確なリストになるかは分かりませんが、とにかくやってみよう!という精神は良いかも。日本でも @tsuda さんが「1973年生まれのユーザーリスト」を作成されていますし、ある程度大きな区切りでリストを作ってみよう、という動きはしばらく続くかもしれません。
ということで、どなたか「全日本人ユーザーリスト」を作ってみては?ただ Simplyzesty も集計は一部機械的に行っているようですし、何らかのプログラムを組む必要があると思いますが……。
ひねくれすぎかもしれませんが、とりあえず「私をたばねないで」という風に感じています。
ご紹介の取り組みでは、自己申告制ということなのでそうむきになることもないのでしょうけれど...
正直なところ、リストされることを拒否できるオプションが公式に対応してもらえないだろうか、と思い始めていたりします。(たかだか2ヶ月ほどのひよっこユーザーなんですが)
投稿情報: 宏 | 2009/11/04 20:28