CNETセミナーは休憩中です。今日の日経産業新聞で、気になった記事を:
個人情報を守るSNS -- ループス・コミュニケーションズ(日経産業新聞2005年11月18日第16面)
システム開発のループス・コミュニケーションズ(東京、斉藤徹社長、03-3748-0550)は、個人情報保護対策を施したソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のシステムを開発した。重要情報への接触を管理者に限ったり、個人情報を分割保存したりする。従業員や退職者、顧客向けにSNSの活用を考える企業などを対象に12月から販売する。
とのことです。「USBメモリーを使ったカギを付けた管理者専用のブラウザーを設ける」などセキュリティー面の工夫をすることにより、SNS上でよりセキュアな情報が扱えるようになっています。
ヘッドラインにもある通り、この仕組み、2007年問題を考えて退職者のナレッジ共有を進めている企業などに価値があるのではないでしょうか。退職者や外部の専門家も含めて、盗み見される心配のないコミュニティを形成できれば、より広範囲の知識ネットワークを作ることができます。
セキュアな環境を用意するだけでなく、Microsoft Office関連のファイルを保管・共有しやすくしたり、権限機能を強化するなど、企業内SNSを後押しする技術革新はまだまだ進むのではないでしょうか。
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