年の瀬です。昨日は東京で初雪になりましたし、いよいよクリスマスムードも本格的になってきました(うちのビルにもようやくツリーが飾られました)。年末恒例といえば「○○大賞」ですが、Web 2.0でも今年の大賞を決めようという記事がありました:
The Best Web 2.0 Software of 2005 (Dion Hinchcliffe's Web 2.0 Blog)
アカデミー賞のように、様々なカテゴリーごとに大賞が選ばれています。記事を読んでいただくのが早いのですが、ちなみにまとめてみるとこんな感じ:
- ソーシャルブックマーキング部門:優勝 - del.icio.us / 次点 - blinklist、shadows、clipmarks
- スタートページ部門:優勝 - Netvibes / 次点 - protopage、start.com
- オンラインTo Doリスト部門:優勝 - Voo2do / 次点 - Ta-da Lists、remember the milk
- Peer Production News部門(すみません、適当な訳できず。「ソーシャルニュース部門」とでもすればイメージが湧くでしょうか?):優勝 - digg / 次点 - diggdot.us、gabbr.com、reddit
- 画像ストレージ/共有部門:優勝 - flickr / 次点 - zoto、glide、Shutterbook
- オンラインストレージ部門:優勝 - openomy / 次点 - Xdrive、omni drive、Allmydata.com
- ブログフィルター部門(受賞アプリを見ていただければ分かりますが、運営者側の基準で「読む価値のある」ブログ記事をまとめるサイトのこと):優勝 - memeorandum / 次点 - Findory、TOPIX.NET、Blogniscient、TailRank
- 草の根運動部門(こちらも受賞アプリを見ていただくのが早いでしょう。救済活動や政治活動にWeb 2.0を応用した例):優勝 - Katrina List Network / 次点 - democracy 2.0
- オンラインワープロ部門:優勝 - writely / 次点 - Writeboard、Rallypoint、Zoho Writer
- オンラインカレンダー部門:優勝 - CalendarHub / 次点 - kiko
- プロジェクト管理/チームコラボレーション部門:優勝 - BaseCamp / 次点 - CentralDesktop
以上。こうして並べてみると、本当にいろいろ出てきたものです。他にも「RSSリーダー部門」なんて追加できそうですね。「全部知っていた」と言いたいところですが、正直なところ初めて名前を聞くサービスも多かったです。
なぜこのアプリが優勝なんだ?という意見もあるでしょうから、詳しくは記事をお読み下さい。また記事へのコメントもなかなか面白いです。この広がりと基準の曖昧さが「Web 2.0的」といったところでしょうか。また、日本でも「Japan Web 2.0 Awards」なんてやったら面白そうですね(既にやられてそうだけれど)。
さてこれらのサービスの中で、2006年末にも生き残っているものがどれだけあるのか・・・という意地悪なコメントで閉めておきたいと思います。
オンラインストレージ部門の omni drive のリンクが壊れています。お知らせまで。
(誤) http:///;omnidrive.com.au
(正) http://omnidrive.com.au
投稿情報: @aka | 2005/12/12 23:00
ご指摘ありがとうございました!
ただいま修正致しました。
投稿情報: アキヒト | 2005/12/13 00:16