今朝の日経産業新聞から。「3D Google Map」とも言うべきサービスについて:
都内宿泊施設 立体図でネット予約 -- 日本旅行 街並み 的確に再現(日経産業新聞 2006年1月24日、第19面)
例によってWEB上の記事が見つからなかったので、百聞は一見にしかず。次のサイトで実際のサービスを見ていただくことができます:
バーチャルお散歩マップ(日本旅行)
例えば、我らが泉ガーデンタワー周辺の3D地図を表示してみると(クリックで拡大):
こんな感じ。立体化されたビルはちゃんと3次元情報になっているので、グルグル回すとちゃんと表示が変わります:
(ビルのロゴまで再現!)
ビルの表示には時間がかかりますが、ある程度反応も早くて、ゲームのようで操作していて楽しいです。視点の角度調節や回転、ズームイン/アウトなどもある程度行うことが可能です。現在のところ、対象地域は銀座・六本木・品川・台場地区だけとのことですが、順次、広げていく計画のようです。
主に宿泊予約へとつなげることがサイトの目的とのことですが、下のメニューには既に「見る/遊ぶ」「食べる/買う」といったジャンルがありますし、他の商業施設へとリンクする、あるいは広告収入を得るといったモデルへと簡単に発展させられそうです(※広告については、既に一部表示が始まっています)。ちなみにプルダウンリストに掲載されている施設を選択すると、Google Earthなみに「ビューン!」とその施設へとジャンプして、各種情報が右サイドバーに表示されます(下はコレド日本橋を表示した例、クリックで拡大):
さらにプルダウンリストに掲載されている施設については、ボタン1つで最寄り駅までの道のりを表示する機能も。例えば国会議事堂を指定して、「最寄り駅を表示する」ボタンを押すとこんな感じ(クリックで拡大):
正直、どこまで使えるかは微妙ですが、「楽しさ」という面ではアクセスを集める力を十分持っているように感じます。
[MAP CUBE]
http://www.mapcube.jp/
の活用事例ですね。確かに、楽しい事例ですよね。[MAO CUBE]を活用したとりくみとして、立命館大学がおこなっている「京都の歴史空間を旅する4次元GIS」というプロジェクトもありますね。
投稿情報: p-article | 2006/01/24 16:17
視覚的なインパクトがあるので、見ていて楽しいですよね。実際3Dにどこまでニーズがあるかというと疑問なのですが、「地図=エンターテイメント」という捉え方でアクセスを集めそうな気がします。またこのサービスを提供しているのが、日本旅行という旅行代理店であるという点も注目すべきかなと思います。
投稿情報: アキヒト | 2006/01/24 16:43
記事参考にさせていただきました。
今日はじめてアキヒトさんのブログを拝見させてもらったのですが、大変参考になる記事が多かったです。
これからもちょくちょく拝見させていただきます。
投稿情報: mostalgy | 2006/01/30 22:04
ありがとうございます。またコメント、トラックバックなどお待ちしております。
投稿情報: アキヒト | 2006/01/30 22:19