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2006/01/25

コメント

p-article

いつもながら、日常の中からのスルドイ視点。いろいろと考えさせられます。ご指摘のように、情報端末としてみた場合に画面の領域、メモリーの領域、制約だらけのデバイスだと思います。その代わりに、携帯電話だけがもつ優位な部分があると思うんです。その辺を考えることで、信頼性もカバーできる??と思ったりします。提示された類型の4つ目、「獲得型の信頼性」にあてはまるかわかりませんが、ユーザーとのコミュニケーションがあげられるかもと。たとえば、WEBの閲覧などでは、情報に変化あった場合などに知らせる手段に乏しいわけですが、常に傍らにあるという前提が成立する携帯電話にたいしては、メールなどの手段で即時に周知することが可能になるのではないでしょうか。そういった、情報提供のフォローのような反復が信頼性につながりうるのでは??
おもいつきなのですが…

アキヒト

ありがとうございます。
実は『人を動かすテクノロジ』ではその辺も触れられていて、携帯端末の優位性は「カイロス(最適なタイミングで説得を試みること)」にあることが論じられています。つまりPCのように「場」に限定されないので、例えば特定の時刻にメッセージを発信するなど、最も効果の高いタイミングを探ることができるわけですね。

ただ携帯性については、逆にユーザーの生活に土足で踏み込むこととなり、逆効果を及ぼす懸念も指摘されています。ユーザーにとって心地よい距離感を探ることも、携帯端末に載るアプリケーションには求められているのでしょうね。

p-article

『人を動かすテクノロジ』を読んでいなかったものですから、エラそーに書いてしまって、いやはやお恥ずかしい(笑) 

>>ユーザーにとって心地よい距離感を探ることも、
結局ここに帰着するのですね。で、結局 [DAILY ME]フィルタに…

話は戻ってしまうのですが、携帯電話の有料コンテンツって着メロやゲームといったエンターテインメント系を除くと、ニュースや天気予報がなんだかんだいって人気あるんですよね。で、その次くらいが乗換案内のような路線系。月額ナニガシかの対価を払うサービスとしては受け入れられる素地はあるんですよね。類型の2-4の信頼性というのは、リテンションにおける要件なので、この信頼性を意識するだけでも(ニーズはあるわけですから)、CPとしてはまだまだ収益が見込めそうですね。

king

天気予報に関して

天気予報に関してあたらないとコメントがありましたが、
天気予報を信じるよりも天気のことを勉強したらいいのではないでしょうか??
私は天気予報を購入していないのでどうかわかりませんが、
天気図見たらリアルタイムでどうなるかわかるのでは?
あとは気圧ですね。現在の気圧と1時間前2時間前の気圧でこの後どうなっていくのかを予想したらほぼ自分で天気は予測できます。

天気の信頼性?君の人間性手感じですね^^;

アキヒト

舌足らずだったかもしれませんが、天気予報が当らないことを責めているわけではありません。僕が使っている携帯電話の天気予報サービスを例に、携帯電話で配信される情報の信頼性を高めるためにはどうすれば良いか、を考えてみた記事でした。

残念ながら天気は勉強したことがありません。しかし「天気図が見れる」「現在の気圧が分かる」「今後の気圧変化が予想できる」の3条件が揃えば今後の天気が占えるのであれば、「天気図/気圧データを配信する」+「気圧変化の予想方法をレクチャーする」の2つの機能を提供する新しいサービス、なんてものが考えられそうですね。集合知の考え方を取り入れれば、「天気図と気圧データだけを配信して、後はユーザーからの天気予報を集約するサービス」なんてものを作れば、けっこう信頼性の高い天気予報サイトとなるかもしれません。

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