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2007/05/30

コメント

赤枕十庵

一度、社内でブログを立ち上げて失敗事例を集めた事があるのですがうまくいきませんでした。皆集まった事例を見るのは好きなんだけど、自分で投稿はしたくないんですね。所謂ROMが多い。インターネットだと母数が多いから気にならないけど、社内だと母数が少ないから……

今泉大輔

小林さん、こんにちは。
おっしゃることがびしびし伝わってきて、いい感じです!
今後もどしどし蒙を啓いてください!!

アキヒト

> 赤枕十庵さん

コメントありがとうございます。会社の規模がある程度ないと、書き込みが少ない場合に盛り上がり辛いですよね。ただ様々な工夫を凝らすことで、ユーザー数100名程度の会社でも成功した例もありますし、まだまだ試行錯誤できるのかなと思います。

> 今泉さん

『シロクマ』で書こうかとも思ったのですが、けっきょく自分のナワバリで吠えてしまいました。今後もどしどし・・・頑張ります。

すぎやん

こんばんわ
Business Blog & SNS World 07に行って来ました。
僕も某社(多分H社ですよね)の講演を聴きましたが、かえって新鮮に感じました。
弊社もそうですが、ほとんどの企業が既存のツールであるメール、掲示板、日報ツールで上手くいっていない(または上手くいってないことに気づいていない)とうのが実態だからです。
要するにメールは履歴残らないし、探せないし、掲示板で上司に業務報告はできないし、日報ツールは使いづらくて使わない、そのためメールを使うから結局履歴(ノウハウ)が残らない蓄積されない。
これは既存のツールを改造というレベルでは無理で、そこにブログのアーカイブ、カテゴライズ、タグ、コメント、トラックバックという機能(もちろんRSSもパーマネントリンクも)が活きるのだと思います。
実は弊社は社長の命を受けて2年前に社内SNSを導入していますが、活性化のために、やれインセンティブだ、やれコメントコンテストだとやってきましたが、いまだに利用者は増えません。
ミクシイやグリーならともかく会社の中でSNSは無理があるように感じていた中、出会ったのが某社の業務ベースでの利用でした。
少なくても僕にとっては「オフィス2.0」「オフィス革命」でありました。

アキヒト

すぎやんさん、コメントありがとうございます。
某社がどこかについては、ノーコメントとさせて下さい(笑)

ただH社は、社内ブログの目的を「業務システムを置き換えること」に限定してしまった点で、かえって画期的なのかもしれませんね。パーマリンクやRSSを既存システム上に追加できるかどうかは別として、「新しい業務システム」としてブログを使うというのもありだとは思います。

しかし「業務システムとして使えば利用率100%だ!」というのは「日報システムの利用率が100%になりました!」というようなもので、とても「革命」とは呼べないと思います。せっかくブログ/SNSが本当に革命を起こす力を持っているのですから、簡易CMSという側面だけにフォーカスを当てるのは「もったいない」のではないでしょうか。

もちろん単なる業務システムを超えるものとして位置づけた場合、どの企業でも導入が成功するとは限りません。講演で述べたのはそういった失敗例で、すぎやんさんの会社でも現に失敗しているわけですよね。だからといって、ブログ/SNSを「やっぱり上手くいかないものだ、既存の業務システムと同じ使い方をしよう」というのでは、せっかくブログ/SNSを選んだ意味がなくなってしまうのではと思います。成功している企業もあるわけですし、本当の意味での「オフィス革命」を目指してみては、というのが僕の意見です。

すぎやん

回答ありがとうございます。
アキヒトさんの「ただH社は」に笑いです。
ひとつだけ認識してもらいたい点です。
H社の言っている「オフィス革命」は社内ブログのことではありません。
社内ブログや社内SNSだけではオフィス革命は起こらないと言ってました。
RSSリーダーとエンタープライズサーチを一体化させコミュニティ機能を持った製品を利用し、既存のドキュメントもWebサイトも社内ブログも一括で検索して、ヒットした情報が有効であればコミュニティ内で共有してしまおうというダイナミックなものでした。
しかも共有した情報はRSSフィード化し、新着を自動収集できるという画期的なものです。
この環境をオフィス革命と呼んでましたよ。

最近感じていることは、ブログのベンダーさんに現状困っている既存の業務システムの問題を相談しても、ブログ/SNSで「個人知識の可視化・共有」というテーマにすり替えて課題に正面から取り組もうとしていません。
既存の業務システムベンダーさんも高価な別製品を提案するばかりです。(内容も従来と変わらず、効果は見込めない)
という状況のなか、H社は現状業務の課題をクローズアップしブログのよさを取り入れ(個人知識も取り入れてます)、RSSと検索を活用したバランスは絶妙でした。
(ほめすぎですよね)

いろいろと偉そうなことを言って申し訳ございません。
ブログ/SNSの可能性はアキヒトさんの言っている2種類だけではなく、まだまだあるかもしれません。
ブログ/SNSを研究している専門組織だからこそ期待しています。
これからも頑張ってください。

アキヒト

すぎやんさん、ご回答ありがとうございます。
H社は、まぁ、そのままH社ということで(笑)。

追加の情報、ありがとうございます。
「社内ブログや社内SNSだけではオフィス革命は起こらない」
というのがH社の前提であれば、ますます「社内ブログ/SNSを既存業務ツールの代替として使おう」と提唱して欲しくないように思います。そんな使い方に限定したら、ますます革命は遠ざかりますよね。

またH社がRSSリーダー「S(笑)」と組み合わせた提案をされているのは理解していましたが、それじゃ「革命」のカギを握るのはRSSリーダーということになってしまうでしょう。確かにRSSリーダーは効率的な情報収集に向いていますが、「情報を効率的に収集・共有できるようになれば良いのだ」というのは、既存の発想の延長線上にしかないと思います(繰り返しますが、それはそれで良いことだと思いますよ)。またそれは、本当にRSSリーダーでしか解決できないことなのでしょうか?もしくはRSSリーダーがあれば解決することなのでしょうか?

ただこの話はH社だけが考えれば良いというわけではなく、すぎやんさんも仰られている通り、社内ブログ/SNSベンダーと既存システムベンダーの両者が考えなければいけない問題なのでしょうね。既存のツールと新しいツール、両方の良いところが活かされる新しい発想が生み出されて欲しいと思います。iUG が少しでもその力になれれば良いのですが。

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