ということで、今日は iUG Vol.6 の開催日です。ただいまご挨拶が終わり、これからゲストスピーカーの方による講演が始まるところ。レポートはまた後ほど。
ちなみに今回はいつもの会場ではなく、こんな高層階で開催中です。地上36階からの眺めが気持ちいい!
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ということで、今日は iUG Vol.6 の開催日です。ただいまご挨拶が終わり、これからゲストスピーカーの方による講演が始まるところ。レポートはまた後ほど。
ちなみに今回はいつもの会場ではなく、こんな高層階で開催中です。地上36階からの眺めが気持ちいい!
投稿情報: 13:39 カテゴリー: イントラブログ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
Google Maps に追加された新機能。経路検索の際、ドラッグ&ドロップするだけで簡単にルートを変更できる機能、とのこと:
■ 米Google Mapsのルート検索に新機能、ドラッグでルート変更可能に(Internet Watch)
記事にある通り、残念ながら経路検索自体が米国内の Google Maps でのみ使用可能なのですが。百聞は一見にしかずということで、実際に新機能を使っている映像はこちら:
実際に僕も遊んでみましたが、細い道までキチンと認識してくれます。立ち寄りたい住所が分からなかったり、目印となるランドマークがなくても、線を引っ張っていくだけでいいのでかなり便利(日本でもぜひ早く・・・)。
これで渋滞情報と組み合わせて、「進行方向に渋滞があるから、こっちの道に迂回しようか」などのような操作が可能になるわけですね。いまでもカーナビでは「(同じ目的地に向かう)別ルートを検索する」「渋滞を迂回するルートを自動的に探す」などの機能が実現されているわけですから、カーナビに一歩近づいただけと言えるかもしれませんが。ドラッグ&ドロップで直感的に操作できるだけで、ずいぶんインターフェースが改善されますよね。
GPS内蔵で Google Maps と連動する(ついでにワンセグも内蔵してる)携帯端末が普及したら、日々進化する Google Maps があればすぐに陳腐化してしまうカーナビはいらないかも、と感じる人が出てきそう。まあ通信の問題もあるので、すぐに Google Maps がカーナビを置き換えるということにはならないでしょうが、カーナビも「3D表示」とかイマイチ使えない機能を開発している場合ではないのかもしれません。
投稿情報: 10:52 カテゴリー: Google | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (1)
というわけで、昨夜はAMNのブログイベントに参加してきました。マイクロソフト森屋さんの話が面白くて、パネラーでありながら聞き入ってしまうほど。酒が入ったグループワークというのもなかなかで、この種のイベントで爆笑できるというのは珍しいのではないでしょうか。(といっても遊んでたばかりじゃありませんよ!)
僕が今回いちばん心に残ったキーワードは"PASSION"。森屋さんがちょくちょく使われていた言葉ですが(マイクロソフトのスローガンに"Your potential. Our passion."といもうのがあるので、意図的に使われていたのかもしれません)、個人的に今回のまとめにちょうど良い言葉だと思っています。
ブログというツールがあれば消費者との対話が実現するかというと、そうではないですよね。たとえ製品担当者など現場の人をブロガーに据えても、その人が自分の製品やサービス・仕事に対する情熱=PASSIONを持っていなければ、発信されるメッセージは無味乾燥なものになってしまいます。プレスリリースと同じような文章、「仕事だから書いている」という態度が感じられる文章では、読者はついてこないでしょう。逆に情熱を持って仕事されている方のメッセージは、それがどんな仕事であったとしても、常にワクワクさせられるものです。
さらに昨日のワークショップでは、ブログを使った様々なアイデアが会場から飛び出していました(酒の力を借りた、という説も……)。森屋さんもこれまで、ブログを活用した様々な仕掛けを考え出されています(例えばこんな事例も)。ブログ+PASSIONから生まれるものは、想像以上に奥深いのかもしれません。
ところが残念なことに、普通の企業の中では「PASSION」はリスクを大きくするものとして敬遠されてしまうんですよね。昨日の森屋さんのお話を聞いて「そんな行動ウチの会社じゃムリだよ!」と感じた方も多かったのではないでしょうか。実際、パネルディスカッションの最後に「ブログを始めるために会社を説得するにはどうしたら良いか」といったような質問があり、僕はしどろもどろになってしまったわけですが、正直難しい問題です。個人的には、これはもう組織文化の話なので、少しずつ成功例を積み重ねていって結果で示すしかないのかな……と思います。(余談ですが、その後控え室で徳力さん・森屋さんなどとお話している時に、「社内ブログ/SNSの普及が変化を生むのでは?」というコメントがあり、iUGの一員として「なぜそれに気づかなかった!」と後悔した次第です。)
いずれにしても、PASSIONの無い・出せないブログであれば、ブログが持つ本来のパワーが半分も引き出せずに終わってしまいますよね。またブログを導入することが、社内文化を変えるきっかけになるかもしれません。会社でブログに関わっていらっしゃる方、これからブログを導入してやろうと考えていらっしゃる方は、ぜひ様々な圧力に負けないで「ブログ+PASSION」を実現して欲しいと思います。
というわけで、今日は午後7時30分よりAMNブログイベントNo.2~『ブログとマーケティング』を考える~が開催されます。参加される皆さま、本日はよろしくお願い致します。
関係ないですが会場に来てみてビックリ。赤坂ガーデンシティの18Fなのですが、まるでオサレなバーのよう……なんですかコレは!?本当にこれで勉強になるのでしょうか(笑)。イベントは夜10時まで続くので、レポートはまた後日。
投稿情報: 18:23 カテゴリー: ビジネスブログ | 個別ページ | コメント (4) | トラックバック (1)
これはMacマニアな方々には既出かもしれませんが。なんでも iTunes の時期バージョンで、購入した曲から携帯電話の着メロ(ringtone)を作る機能が追加されるそうです:
■ iPhone ringtones will cost you (crave)
手順は以下の通り:
とのこと。手持ちのCDからリッピングした曲からも着メロ作成が可能なのか、DRMフリーの曲はどうなるのかについては情報がないとのこと。
当然 iPhone に関連した機能追加なのでしょうが、ますます iTunes が「音楽」という切り口でのゲートウェイになっていくわけですね。プラス100円で着メロデータも手に入るのなら、せっかくなら iTunes 経由で買うか -- というモチベーションにもつながるし。
このサービス、日本でやったらウケるの確実だろうけど、やっぱり規制だの規格だのハードルが高いんだろうなぁ。別に企業が利権を守るのを否定するわけじゃありませんが、それによって革新的なサービスの登場が阻害されたり、ユーザーの便宜が後回しになるようなことがないようにして欲しい、と思います。
わけの分からないタイトルになってしまいましたが、ニュージーランド航空(Air New Zealand)のサイトにある、ちょっと楽しいインターフェース(via information aesthetics)。百聞は一見にしかず、ということで、実際に体験されてみた方が早いかもしれません:
■ Air New Zealand - How far can I go?
操作はこんな感じ:
上図はクライストチャーチを出発点に、$500の位置にスライダーを置いたところのスクリーンショット。スライダーを動かすとスルスルッと線が延びていく動きが面白いです。
まあ全部テキストでやっても(ex.入力項目に必要事項を入れて「実行」を押す)同じ情報は得られるのですが、旅行という感情的な体験に関連する分野では、こんな遊び心があると嬉しくなりますよね。ついつい面白くてスライダーを動かしてしまう自分がいるのですが、普通のサイトだったら必要な作業だけ行って、サッと帰ってしまうでしょう。こんな風にユーザーを乗せてインタラクションを促す工夫、見習いたいところです。
投稿情報: 00:58 カテゴリー: デザイン/アート | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
ブレストの際の足がかりや、チェックリストとして使えるかも。"a list of reasons that motivate people to buy things"(人々が何かを買う理由のリスト)だそうです:
■ What Makes People Buy (grokdotcom.com)
当たり前のものから見落としがちなものまで、20個の要素が一覧になっています。早速内容は、というと:
こんな感じ。もちろん「どんな商品/サービスでも」「万人に」当てはまる要素ばかりではないですが、アイデア出しをする時、リストの上から眺めていって頭を刺激することができそうですね。例えばこんな感じ?
【SNSの有料会員を増やそう】
4. 希少性: 「100名限定のプレステージ会員(年会費100万円)・早い者勝ち!」
5. 威信: 「プレステージ会員限定のイベントにご招待」
10. 新しいもの好き: 「この制度は日本のSNSで初、世界的にも稀に見る内容!」
11. 強制: 「この授業を履修するには、プレステージ会員への申し込みが必要」
16. 返報性: 「100名の方に、1ヶ月間のアクセス権をプレゼント」
17. 共感: 「ガレージで起業し、マイクロソフトに対抗してここまで成長しました」
19. 恐れ: 「いまお申し込みの方には、年金データ確認代行サービス実施中」
我ながらイマイチですが、活用イメージということで。しかしこうして考えると、19の「恐れ」は一歩間違うと「振り込め詐欺」の発想になってしまいそうですね……。
投稿情報: 00:08 カテゴリー: 科学 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
そもそもインターネットは、サイバーカスケードなどという現象を引き起こすように「同じ思想を持つ人々が集まりやすい」という性質を持っているわけですが、特に人と人とのつながりを醸成することが目的であるSNSは、似たような人々の集団を生みやすいと言えるかもしれません。実際、こんな研究結果が報じられています:
■ Social sites reveal class divide (BBC News)
「ソーシャルサイトが格差を浮き彫りにする」という刺激的なタイトルの記事。端的に言ってしまえば、Facebook のユーザーよりも MySpace のユーザーの方が「下流」である傾向が強いという内容です。調査を行ったのは、ブログ"apophenia"でも有名な Danah Boyd さん(U.C. Berkley の博士課程在学中)。ポイントをまとめると以下の通り:
Danah さんが警告している通り、SNSは単に既存の格差を写し出しているに過ぎないのかもしれません。また Facebook は大学生が交流するサイトとして、MySpace はより若い人々が自己表現できる場として成功を収めてきた、という歴史的背景も考えなければいけないでしょう。しかし結果として「格差」を強化したり、境遇や傾向の異なる人々の交流を妨げたりすることにはならないのでしょうか。
日本で現在メジャーなSNSといえば、mixi、GREE、モバゲータウンあたりですか。社会格差というよりも、機能(目的)・世代でユーザー分けがされているように感じますね(富裕層SNS、などというものも登場しているようですが)。日本でも今後、意識的にかどうかは別として「格差」がSNSの中に生まれるのかどうか、注目してみてもよいのかなと思います。
投稿情報: 10:48 カテゴリー: SNS/ソーシャルメディア | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
(現時点で)世界で一番高いビルは、台北にある「TAIPEI 101」(508m)。しかしそれを遥かに上回る、高さ2,000m以上・住民406人を誇るビルがあるのをご存知ですか?
■ "The World's Tallest Virtual Building!"
というわけで、ビルはビルでもウェブ上にある「バーチャルビル」。2005年から始まっているプロジェクトなので、ご存知の方も多いと思いますが(はてブも20個以上ついてるし)、実は「住人」たちのホームページを集めたポータルサイトです(ただしリンクは貼られていないのですが)。様々なアーティストたちが住人となって、自分のフロアをデザイン->それを合体させるという手法でつくられています。ビルの右側に表示されているのが、住人たちの名前とウェブサイトのURL。
ちなみにこのビルを現実世界に持ってくると、こんな感じになるとのこと(笑):
検索エンジン全盛の時代となりましたが、同じテーマのサイトが効率的に探せる「ポータルサイト」の価値は衰えていません。例えば昨日の日経MJでも、長野県内のブログを集めたポータルサイトが人気を集めている、という記事がありました。
■ ナガブロ - 長野県・信州の蕎麦・ラーメン・山登り・観光・グルメの長野県・信州口コミ情報ブログポータルサイト
MJの記事によれば、5月に本格オープンしたばかりなのに、すでに600を超えるブログが集まっているとのこと。またサイトを通じたブロガー間の交流・ブロガー/読者間の交流も進んでいるそうです(ブログのやりとりから起業につながったケースも!)。別に「ナガブロ」がなくてもブログ検索エンジンで事足りそうですが、それを超えた価値を「ポータル」という形を取ることで提供しているのですね。
"Virtual Building"と「ナガブロ」、どちらも手作り感が溢れていて、「住人」たちが集っているという感じがよく出ています。ネット上では古い歴史を持つポータルサイトですが、まだまだ進化できるのかもしれません。
Dave Winer が面白いアイデアを提案してます。Twitter と Podcast を合体させてしまう"TwitterGram"というアイデア:
■ Twitter meets podcasting? (Scripting News)
200Kの音声ファイルへのリンクを、Twitter の文字制限140文字に収まるように貼り付けるというもの。実際に Dave Winer 氏の Twitter アカウントに貼り付けられたメッセージがこちら。
これだといちいちリンクをクリックして別ページにジャンプしなければいけませんが、そのうち再生ボタンを押すだけでOK、なんてのもできるかも。方法はどうであれ、「ミニブログ」がありなら「ミニポッドキャスト」だって考えられますよね。「10分間も話すことはないけど、一言ならポッドキャストしてみたいかも」という人はいそうですし。さらに将来的にはビデオ版 Twitter とか登場したりして(それに近いものは以前にもあったような?)。
とか言いつつ Twitter はアカウント取っただけで、まだ踏み込めないでいる自分。遅ればせながら参加してみようか、ここまできたら距離を置いたままにするか……。
投稿情報: 17:44 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (1)
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