タイトルで言い切っていますが、お馴染みのアラブ系衛星テレビ局アルジャジーラが、今回のエジプト反政府デモに関する画像・映像等のコンテンツを、CCライセンスで公開しています:
■ Al Jazeera Releases Egypt Coverage Under Creative Commons (UPDATED) (ReadWriteWeb)
リンクをツイートしていたら、yomoyomoさんから以前同様の行動が行われていたことを教えていただきました(ありがとうございます):
■ アルジャジーラがガザ侵攻に関する取材映像をCCライセンスで公開 (YAMDAS現更新履歴)
今回の対応では、映像はyomoyomoさんの記事でも紹介されている"Al Jazeera Creative Commons Repository"に、画像はFlickrのAl Jazeera Englishというアカウントにまとめられていて、それぞれCC-BY(表示)という非常に緩いライセンスで利用することができます。
そのためこのように、非常に貴重な写真や……
……映像を個人ブログでも自由に引用することができると。
もちろんこの行動については、様々な「意図」を推測することができるでしょう。あえて陰謀論的な解釈をするならば、反政府側にとって有利な映像だけを選んで公開している、などといった話もできるかもしれません。ただ報道という行為の本質が何なのか、あるいはソーシャルメディアとリアルタイムウェブの時代に、報道がどうあるべきなのかという点から考えた場合、様々な示唆を与えてくれる行為ではないでしょうか。
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