MicrosoftがWebベースのOfficeを開発か?というニュース
Mirosoft building a fully Web-based Office? by ZDNet's Richard MacManus
A "Microsoft insider" was asked which other products and services Microsoft would host and the reply was: "Everything. Hosted Office. Everything hosted." Ahem, can anyone say Web 2.0 Office?
この記事の元となったニュース(参考記事:InformationWeek "Coming From Microsoft: 'Hosted Everything'")を読むと、メインは「MicrosoftがCRMやERPのような企業向けアプリのホスティングサービスを始めるよ」という部分にあり、WEBベースOfficeについては「それもやるよ」程度のコメントです。それだけで大騒ぎするのもどうかと思いますが。
しかし、GoogleがSUNと提携してWebベースoffice suiteを開発するという噂(参考記事:ITmediaニュース「SunとGoogle、ソフト配布関連の提携を正式発表」)もあり、Microsoftが意識をしている可能性は高いでしょう(結局「Google Office」の可能性は当面低そうですが)。Microsoftにとっても、違法コピーやセキュリティ・アップデートなどに絡む問題を解決する1つの道として、Webベースでのソフト提供という選択肢は検討に値すると思います。「Microsoft Office Web 2.0」が開発される可能性はあるのではないでしょうか。
僕はむしろ、どのような料金体系になるのか?という点に興味があります。同じくRichard MacManus氏によって書かれた1ヶ月前の記事(The Web-based Office will have its day)では、様々な無料Webベースoffice suiteサービスが紹介されています。ワープロソフトのWritelyは僕も使っていますが、それほどレイアウトに凝らなければ、十分に使える程度のクオリティまで来ています。こうした無料サービスに対して、Microsoftは有料サービスを展開できるのでしょうか?
もちろん高度な機能という点では、現在のOfficeと無料サービスでは大きな差があります。しかしそこまで使いこなしているユーザーばかりではないですし、簡易版を求める人々も出てくるでしょう。そうした人々が無料サービスに流出することを防ぐために、「簡易版Excel、1ヶ月ライセンスでたった100円!」のような売り方をしてくるのかどうか。
僕は個人的に、簡易版Visioと簡易版ProjectがWebサービスで提供されると嬉しいのですが。お金出して入れてもらうほどのヘビーユーザーじゃないけど、たまに使いたいので。特にProjectは「ガントチャートだけ書くバージョン」なんてのが出ないですかね。
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